講義内容詳細:ラボ・アトリエ実習(1)/ラボ・アトリエ実習(2)

戻る
年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) ラボ・アトリエ実習(1)/ラボ・アトリエ実習(2)
英文科目名/Course Title (English) Laboratory Training 1/Laboratory Training 2
学期/Semester 通年 単位/Credits 4
教員名/Instructor (Japanese) 團 紀彦
英文氏名/Instructor (English) DAN Norihiko

講義概要/Course description
渋谷-青山-原宿を対象とした都市領域調査実習。建築家・團紀彦と都市建築史家・伊藤毅との緊密なコラボレーションのもと、いままさに形成途上にある渋谷-青山-原宿のダイナミックな都市領域の過去・現在・未来を総合的にとらえるための実習を行い、その成果を広く公表し地域に貢献することを目的とする。いま世界的にも注目を集めている地域における実践的な演習をとおして、流動的な都市や建築が織りなす文化のポリエドール(多面体)を理解・発信する総合文化政策学部ならではの創造力を養う。
達成目標/Course objectives
(1)青学の立地の良さを最大限活かして、大学近辺の都市領域の現状調査(青山通り、表参道を軸とした都市領域の建築・都市のフィールド調査)を行う。この実習を通して都市・建築の基本的な見方を身につける)。
(2)さまざま資料を用いた都市の時空間分析と近現代建築の分析(各種年代の地図やビジュアル資料などの利用や分析の方法を学ぶ。必要に応じて一部基礎的なGISも援用する)。
(3)地域社会のコミュニティ分析(ヒヤリング調査、観察調査)。
(4)当該地域の歴史と文化の魅力を伝える媒体の制作(ウェブ・コンテンツ)とまちづくり提言(渋谷区・明治神宮・東急などと連携)。
(5)最終的なアウトプットとして、ラボの1年間の成果を一冊の印刷物としてまとめる予定。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
特になし。予備知識は必要ない。やる気のある学生を歓迎する。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 1 ガイダンス・自己紹介(パワーポイント1枚の自己紹介スライド準備のこと)・グループ分け・最終アウトプット(前期・後期)の提示・基本ソフトウェアのインストール
※対面授業での実施
2
授業計画/Class 2 建築見学会(学外授業、建築入門
3
授業計画/Class 3 見学会レポートの発表・まとめ
4
授業計画/Class 4 建築入門講座1
5
授業計画/Class 5 建築入門講座2
6
授業計画/Class 6 前期作品の製作1
7
授業計画/Class 7 ゲスト・レクチャー1
8
授業計画/Class 8 レクチャー1のまとめ
9
授業計画/Class 9 前期作品の製作2
10
授業計画/Class 10 前期作品の製作3
11
授業計画/Class 11 建築調査(学外授業、フィールド調査)
12
授業計画/Class 12 前期作品の製作4
13
授業計画/Class 13 前期作品の製作5
14
授業計画/Class 14 前期作品の発表・評価
15
授業計画/Class 15 前期のまとめ
16
授業計画/Class 16 後期ガイダンス・後期グループ分け
※対面授業での実施
17
授業計画/Class 17 都市フィールド調査入門(学外授業、都市調査入門)
18
授業計画/Class 18 都市フィールド調査まとめ1(分析方法、地図資料の使い方入門)
19
授業計画/Class 19 都市フィールド調査まとめ2
20
授業計画/Class 20 都市フィールド調査応用(学外授業、都市調査発展)
21
授業計画/Class 21 ゲスト・レクチャー2
22
授業計画/Class 22 レクチャー2のまとめ
23
授業計画/Class 23 後期作品の製作1
24
授業計画/Class 24 後期作品の製作2
25
授業計画/Class 25 後期作品の製作3
26
授業計画/Class 26 後期作品の製作4
27
授業計画/Class 27 後期作品の発表・評価
28
授業計画/Class 28 前期・後期のまとめ1(冊子化プロジェクト1)
29
授業計画/Class 29 前期・後期のまとめ2(冊子化プロジェクト2)
30
授業計画/Class 30 前期・後期のまとめ3(冊子化プロジェクト3)
 
事前学習/Preparation あらかじめ配付された資料にもとづき各回ラボの準備を行う。
事後学習/Reviewing 各回ラボのメニューに応じてプロジェクトにまとめるための分析・整理を行う。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 100% ラボへの積極的な参加度、成果のプレゼンテーションなどを総合的に評価する。
メッセージ/Message
本ラボは團紀彦・伊藤毅の緊密なコラボレーションのもと、青学近辺の都市・建築を実際に観察・分析し、まちづくりにつながる問題解決型視点をディスカッションやグループワークによって獲得することに主眼がある。フィールドワークを積極的に行い、ゲスト・レクチャーなどをひとつの文化的な成果物にまとめ上げる総合文化政策学部ならではの能力を磨いてほしい。
キーワード/Keywords
都市史・建築史 都市デザイン・建築デザイン 社会的発信 まちづくり