講義内容詳細:現代の神学

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 現代の神学
英文科目名/Course Title (English) Modern Theology
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 島田 由紀
英文氏名/Instructor (English) SHIMADA Yuki

講義概要/Course description
キリスト教の信仰・思想は古代から現代に至るまで常にその核心を確認しつつ、同時に改革され刷新され続けている。この講義では、20世紀・21世紀の主要な神学者やキリスト教の周辺にいる思想家から何人かを選び、現代のキリスト教会や社会に影響を与えた思想をテキストをもとに学ぶ。


達成目標/Course objectives
主要なキリスト教神学者・思想家のテキスト(日本語訳)からその思想の核心を理解する。
現代の神学と現代社会の相互の関わりを理解する。


授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 導入
*第1週はオンライン授業(オンデマンド型)での実施
2
授業計画/Class キリスト教神学とは何か
3
授業計画/Class キング牧師の生涯と公民権運動
4
授業計画/Class キング牧師とアブラハム・ヘッシェルの思想(学生による発表)
5
授業計画/Class 20世紀の世界的格差・差別と解放の諸神学の興隆
6
授業計画/Class グスタボ・グティエレスの思想(学生による発表)
7
授業計画/Class ヨーロッパにおける自由と寛容の思想
8
授業計画/Class アンゲラ・メルケルのキリスト教信仰と政治思想(学生による発表)
9
授業計画/Class ナチス・ドイツの独裁とキリスト教信仰
10
授業計画/Class ディートリッヒ・ボンヘッファーの思想(学生による発表)
11
授業計画/Class ジェンダー・セクシャリティとキリスト教
12
授業計画/Class エリザベス・シュスラー・フィオレンツァの女性神学(学生による発表)
13
授業計画/Class 「キリスト教国アメリカ」の社会と信仰
14
授業計画/Class スタンリー・ハワーワスのキリスト教平和主義(学生による発表)
15
授業計画/Class まとめ
 
事前学習/Preparation 指定されたテキストを全員がよく読み授業に臨むこと
事後学習/Reviewing 講義を受けて考察の課題についてリアクションを提出する
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 60% 発表原稿1回20点満点×3回
2 平常点 In-class Points 20% リアクションペーパーと授業貢献度(リアクションの授業内での紹介)
3 その他 Others 20% 礼拝レポート 1回10点満点×2回
※提出は2回だけだが、レポート作成前には複数回の大学礼拝に出席してからレポートを作成すること