講義内容詳細:都市・国際文化概論/都市・国際文化概論(再)

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 都市・国際文化概論/都市・国際文化概論(再)
英文科目名/Course Title (English) Basics of Urban and Global Culture
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 井口 典夫/團 紀彦/鳥越 けい子
英文氏名/Instructor (English) IGUCHI Norio/DAN Norihiko/TORIGOE Keiko

講義概要/Course description
理系学部ではなく、文系学部(総文)としての都市・国際文化系科目に関する入門講座である。井口・鳥越・團が担当する。
達成目標/Course objectives
総文1年生向けの講義として、青山キャンパス周辺の街(渋谷・青山・原宿エリア)を常に意識しながら進める。なじみのない学生はその姿を大まかに、なじみのある学生は今まで以上に深くこの街(エリア)とその文化的背景・特質を知ることが目標となる。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
選択必修科目のため大教室での講義になる。よって街歩きは各々自主的に行ってほしい。講義時間外に現地を訪ね自らの目で確認し、講義内容を振り返るような積極性が求められる。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 【井口の初回授業】(後期)授業全体のオリエンテーション。担当者3人の連携・役割分担。なお選択必修科目として受講生が確定しているため、初回は「オンライン(リアルタイム型)」で実施する予定である。
2
授業計画/Class 探訪・青山キャンパス周辺の街:渋谷・青山・原宿エリアと担当者(井口・團)一族との戦前からの長く深い関係
3
授業計画/Class 担当者(井口)の取り組み:青山通り、キャットストリート、渋谷駅パブリックアート、青山学院アスタジオ(NHKスタジオ)、総文、ACL、ラボ、青学TVなど各プロジェクトを発案した経緯とその後の展開、内外への発信
4
授業計画/Class 文化発信という怪しい仕事の極意:情報と知識、編集とディレクション、都市再生、イベント企画、メディア活用、人的交流、産官学連携、合意形成、ロビー活動、総文OBOGの活躍(卒業生同士の連携の場:ACL協議会)
5
授業計画/Class 【井口の最終授業】渋谷・青山・原宿エリアにおける最大の文化発信組織「NHK」の秘密(大物ゲストとの対談)
総文生に伝えたいこと(都市・国際文化系科目の全体像:卒業までの約3年間で何を学ぶか)
6
授業計画/Class 【鳥越の初回授業】都市を観る・都市を聴く:ランドスケープとサウンドスケープ
7
授業計画/Class 都市の遺伝子を探る:キャンパスから渋谷のまちへ
8
授業計画/Class 都市の記憶を旅する:渋谷神泉円山町から代官山へ
9
授業計画/Class 都市を遊ぶ:アート活動で探る「渋谷の元」
10
授業計画/Class 【鳥越の最終授業】「都市環境」を考える:国木田独歩と武蔵野を中心に
11
授業計画/Class 【團の初回授業】
Ⅰ 東京とパリ:東京の街並みはなぜこうなったのか/日本と世界、都市と文化を見るいくつかの視点
12
授業計画/Class Ⅱ 日本の駅と世界の駅:「駅ビル」はなぜ日本にしかないのか/世界最大の都市圏東京
13
授業計画/Class Ⅲ 疾病と都市・文化:ペストの流行とイタリアルネッサンスは同時に始まった/コロナ禍は都市文化をどう変えるのか
14
授業計画/Class Ⅳ 日本にある二つの森:神宮の杜(鎮守の杜)と代々木公園(里山)/日本と世界の自然観と都市観
15
授業計画/Class 【團の最終授業】
Ⅴ 共生の思想と都市:共生は日本が世界に発信する思想/共生の思想から渋谷・青山・原宿エリアを見つめ直す 
 総文生への期待(日本と世界を変える有為な人材たれ)
 
事前学習/Preparation コースパワーの講義内容を必ず読んでおくこと。
事後学習/Reviewing 講義内容について、その週のうちに振り返ること。また必要に応じて街歩きほか課題に積極的に取り組んでほしい。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method ハイブリッド型ブレンド形式 / hybrid blend
補足事項/Supplementary notes講義回によってゲストスピーカーの協力を得ることがある。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 100% 講義への積極性(自発的な質問・意見の交換とその内容/簡単な課題への取り組み)で評価する。なお最終的には担当者3人(井口・鳥越・團)が付ける成績を総合化して評価することになる。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
期末の試験やレポートは実施しない。ただし授業中に小さな課題や問いを投げかけることはあり得る。その場合、メールやコースパワーを通じて担当者に質疑応答や意見交換を求めることができ、それにより自然とフィードバックが行われる。
メッセージ/Message
渋谷・青山・原宿エリアの先端文化を担ってきた企業・団体や識者の協力を得て進める。この機会を自らの進路選択のために是非有効に活用してもらいたい。