講義概要/Course description
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比較教育学というからには,教育を比較する。そこでまず「比べるということは何か」について吟味することから始める。その前提の上で,国・地域間という世界地理上の差異に基づき「教育といわれていること・もの」を比較考察していく。その際,アメリカ合衆国,イギリス,フランス,ドイツといったいわゆる産業先進国ばかりでなく,中進国や開発途上国をも検討対象とする。
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達成目標/Course objectives
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国と地域の差異に基づいて比較検討することによって,教育にかかわる視野の広い識見を,学問に裏打ちされつつ身に付くこと。
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授業計画/Lecture plan
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1
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授業計画/Class |
はじめに【オンライン授業(オンデマンド型)での実施】 |
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2
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3
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授業計画/Class |
比較教育(学)はなぜ生まれたのか |
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4
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授業計画/Class |
教育国際比較調査 PISA・TIMMSを例として |
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7
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9
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授業計画/Class |
国別研究 途上国(複数の国・地域の組み合わせもありうる) |
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授業計画/Class |
まとめ 各国比較で何かがどこまでわかるのか,そしてそれをどう参考にできるのか |
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事前学習/Preparation |
テキスト熟読をはじめ、基本となる授業準備は当然となる。 |
事後学習/Reviewing |
期末レポートを含め、学術書式にしっかりと則って作成する。
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授業方法/Method of instruction
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区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
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実施形態/Class Method |
通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes 対面授業(通常型)を基本とする。講義担当者による講義形式ばかりでなく,履修者には,国・地域を選択して,発表することを義務づける(フォローの回も必須)。発表者以外も,リスポンス・シートを提出する(電子的にする可能性あり)。 上記授業計画の順番で授業を進行することを想定しているものの,具体的に対象とする国・地域とそれらの順番は,受講者の状況等によって適宜変更する。
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活用される授業方法/Teaching methods used |
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成績評価方法/Evaluation
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1 |
平常点 In-class Points
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60%
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発表を含む授業参画度。
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2 |
レポート Report
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40%
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授業参画を大前提とする学期末レポート。
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教科書/Textbooks
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| 著者名 Author | タイトル Title | 出版社 Publisher |
1 |
二宮晧 編著
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新版 世界の学校
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学事出版
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参考書/Reference books
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| 著者名 Author | タイトル Title | 出版社 Publisher | 出版年 Published year | コメント Comments | |
1 |
杉本均, 南部広孝編
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比較教育学原論
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協同出版
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2019
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2 |
マーク・ブレイ, ボブ・アダムソン, マーク・メイソン編著 ; 杉村美紀 [ほか] 訳
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比較教育研究 : 何をどう比較するか /
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上智大学出版 - ぎょうせい
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2011
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3 |
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このほかに示すこともある。
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その他/Others
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授業効果を確保するため,履修人数を30人までとする。欠席者には,指定書式で欠席届提出を求める。
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