講義内容詳細:比較教育学

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 比較教育学
英文科目名/Course Title (English) Comparative Education
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 柳田 雅明
英文氏名/Instructor (English) YANAGIDA Masaaki

講義概要/Course description
 比較教育学というからには,教育を比較する。そこでまず「比べるということは何か」について吟味することから始める。その前提の上で,国・地域間という世界地理上の差異に基づき「教育といわれていること・もの」を比較考察していく。その際,アメリカ合衆国,イギリス,フランス,ドイツといったいわゆる産業先進国ばかりでなく,中進国や開発途上国をも検討対象とする。
達成目標/Course objectives
 国と地域の差異に基づいて比較検討することによって,教育にかかわる視野の広い識見を,学問に裏打ちされつつ身に付くこと。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class はじめに【オンライン授業(オンデマンド型)での実施】
2
授業計画/Class 比較の効用そしてその危険性
3
授業計画/Class 比較教育(学)はなぜ生まれたのか
4
授業計画/Class 教育国際比較調査 PISA・TIMMSを例として
5
授業計画/Class 国別研究 アメリカ合衆国
6
授業計画/Class 国別研究 フィンランド
7
授業計画/Class 国別研究 ドイツ
8
授業計画/Class 国別研究 フランス
9
授業計画/Class 国別研究 途上国(複数の国・地域の組み合わせもありうる)
10
授業計画/Class 国別研究 中華人民共和国
11
授業計画/Class 国別研究 イギリス
12
授業計画/Class 国別研究 オーストラリア
13
授業計画/Class 国別研究 大韓民国
14
授業計画/Class 国別研究 シンガポール
15
授業計画/Class まとめ 各国比較で何かがどこまでわかるのか,そしてそれをどう参考にできるのか
 
事前学習/Preparation テキスト熟読をはじめ、基本となる授業準備は当然となる。
事後学習/Reviewing 期末レポートを含め、学術書式にしっかりと則って作成する。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes 対面授業(通常型)を基本とする。講義担当者による講義形式ばかりでなく,履修者には,国・地域を選択して,発表することを義務づける(フォローの回も必須)。発表者以外も,リスポンス・シートを提出する(電子的にする可能性あり)。 
 上記授業計画の順番で授業を進行することを想定しているものの,具体的に対象とする国・地域とそれらの順番は,受講者の状況等によって適宜変更する。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 60% 発表を含む授業参画度。
2 レポート Report 40% 授業参画を大前提とする学期末レポート。
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
1 二宮晧 編著 新版 世界の学校 学事出版
参考書/Reference books
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
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1 杉本均, 南部広孝編 比較教育学原論 協同出版 2019
2 マーク・ブレイ, ボブ・アダムソン, マーク・メイソン編著 ; 杉村美紀 [ほか] 訳 比較教育研究 : 何をどう比較するか / 上智大学出版 - ぎょうせい 2011
3 このほかに示すこともある。
その他/Others
 授業効果を確保するため,履修人数を30人までとする。欠席者には,指定書式で欠席届提出を求める。