講義内容詳細:生命と生態系(環境と生物)

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 生命と生態系(環境と生物)
英文科目名/Course Title (English) Ecological Systems
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 中園 嘉巳
英文氏名/Instructor (English) NAKAZONO Yoshimi

講義概要/Course description
 講義では身近な植物の成育環境から始めて,まず生物圏に目を向ける.植物,動物,菌類の相互作用,次にそれら生物と外部環境との相互作用へと視点を広げて自然生態系を把握する.さらに自然生態系と対比することで,近代以降農耕地生態系を典型とする人為生態系の特異性を浮かび上がらせてこれを理解する.これらの理解のもとで,顕在化した環境問題の内のいくつかの事例を考察する.
達成目標/Course objectives
 近年,人為生態系の規模は拡大し自然生態系との調和がとれなくなり,両者の齟齬が地球環境問題等に顕在化してきた.この問題を解決する,あるいは問題の本質に迫るために,本来の地球環境を維持していた自然生態系と,環境を破壊する人為生態系,それぞれの特徴と作用を把握し理解する.
 講義では,自然界における生物の生態を撮影した映像や資料画像を多用して,単に教科書に書かれた文言を読むだけでは難しい直感的で納得のいく理解ができるようにする.
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ガイダンス【オンライン(オンデマンド型)での実施】
2
授業計画/Class 環境の中で生きる
3
授業計画/Class 生命と物質  生きるために必要なもの
4
授業計画/Class 光合成
5
授業計画/Class 生活の中の生体分子
6
授業計画/Class 身近な有機物・糖質
7
授業計画/Class 身近な有機物・脂質
8
授業計画/Class タンパク質
9
授業計画/Class システム_生態系
10
授業計画/Class 共生と生態系
11
授業計画/Class 自然生態系・生産
12
授業計画/Class 自然生態系・消費
13
授業計画/Class 人為の介入
14
授業計画/Class 環境問題の本質
15
授業計画/Class 生態学と社会
 
事前学習/Preparation  前回のノートを補完し授業に持参する。
事後学習/Reviewing  授業ノートを振り返りまとめる。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method ハイブリッド型ハイフレックス形式 / hybrid high flex
補足事項/Supplementary notes※相模原では対面授業を実施するが、ハイフレックス授業として、青山キャンパス所属学生も履修可とする。
 
※青山キャンパス所属学生は、パソコンと通信環境の整った設備が必要となる。
 ハイフレックス用URLをコースパワーに公開するので、時間となったら必ずURLより入り受講すること。
  時間割に掲載されている教室はハイフレックス受講用に開放しているため、そこでの受講も可。

・出席登録は毎回(第1回および仮登録期間を除く)CoursePowerでおこなう
・資料教材は CoursePowerから配布する
・レポート課題は CoursePowerに提出する
・プレゼンテーションツールとして Webexを使用する
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 100% 複数回(5回以上)の提出課題の成績を合算しグレード評価する.出席登録,課題提出,評価方法の詳細は,CoursePower>当該授業科目(仮登録)>”この講義を受講される方へ”から参照することができる。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
課題ごと毎回,評価点を各自に通知する。場合によって一部回答例を示す。