講義内容詳細:有機化学実験

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 有機化学実験
英文科目名/Course Title (English) Experiments in Organic Chemistry
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 杉村 秀幸/武内 亮/佐々木 郁雄/澤野 卓大
英文氏名/Instructor (English) SUGIMURA Hideyuki/TAKEUCHI Ryou/SASAKI Ikuo/SAWANO Takahiro

講義概要/Course description
有機化学反応の代表的な例として,求核置換反応,Grignard試薬の調製とカルボニル化合物への付加反応,Friedel-Crafts反応,アルドール縮合反応,アセチル化反応,カルボニル化合物の還元反応を取り上げ,実際の実験操作と生成物の単離精製操作と同定法について実習を行なう。
達成目標/Course objectives
代表的有機化学反応を、実験を通して理解し、基本的な実験操作を習得することを目的とする。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 臭化ブチルの合成(1) 求核置換反応-------液体の取り扱い
2
授業計画/Class 臭化ブチルの合成(2) 求核置換反応-------抽出、常圧蒸留による精製
3
授業計画/Class 4-Propylheptan-4-olの合成(1) Grignard反応-------有機金属化合物の取り扱い
4
授業計画/Class 4-Propylheptan-4-olの合成(2) Grignard反応-------液体の取り扱い
5
授業計画/Class 4-Propylheptan-4-olの合成(3) Grignard反応-------抽出,蒸留
6
授業計画/Class 4-Propylheptan-4-olの合成(4)
  Grignard反応-------減圧蒸留による精製
7
授業計画/Class 1,4-Di-tert-butyl-2,5-
dimethoxybenzeneの合成(1) Friedel-Crafts反応------固体の取り扱い
8
授業計画/Class 1,4-Di-tert-butyl-2,5-
dimethoxybenzeneの合成(2) Friedel-Crafts反応------再結晶による精製、融点測定
9
授業計画/Class Dibenzylideneacetoneの合成(1) アルドール縮合-------固体の取り扱い
10
授業計画/Class Dibenzylideneacetoneの合成(2) アルドール縮合-------再結晶による精製、融点測定
11
授業計画/Class アセトアニリドの合成(1) アセチル化反応--------固体の取り扱い
12
授業計画/Class アセトアニリドの合成(2) アセチル化反応--------再結晶による精製、融点測定
13
授業計画/Class ベンジルの還元(1) 水素化ホウ素ナトリウムによる還元反応--------固体の取り扱い
14
授業計画/Class ベンジルの還元(2) 水素化ホウ素ナトリウムによる還元反応--------再結晶による精製、融点測定
15
授業計画/Class パラレッドの合成と染色
 
事前学習/Preparation テキストをよく読み,その日の実験手順を実験ノートにまとめ予習しておく。
事後学習/Reviewing レポート作成のために実験結果を実験ノートにまとめておく。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes実験室での実習を基本としますが,実験室の収容人数を踏まえて一部の実験に関してはリモート実習とする可能性があります。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 100% 各実験に対する理解度、フローチャートや実験ノートの書き方、実験の進め方、レポート等から総合的に評価する。
教科書/Textbooks
 コメント
Comments
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メッセージ/Message
順序についてはグループで異なる。
その他/Others
3年次前期までに配置されている有機化学の授業の内容を理解していることを前提とする。各実験の内容を予め十分に理解し、その実験のフローチャートを必ず書いておくこと。実験の前には、その実験についての説明や注意をするので、始業時には必ず実験室で着席していること。安全眼鏡を常に着用すること。