講義内容詳細:有機化学D

戻る
年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 有機化学D
英文科目名/Course Title (English) Organic Chemistry D
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 武内 亮
英文氏名/Instructor (English) TAKEUCHI Ryou

講義概要/Course description
アルデヒド、ケトン、カルボン酸、カルボン酸誘導体について講義する。カルボニル化合物(アルデヒド、ケトン、エステルなど)が関与する反応は、炭素―炭素結合生成の基幹となる反応が多いので、主として合成化学的な立場から述べる。内容が多いから、予習、復習を確実にしておくこと。
達成目標/Course objectives
アルデヒド、ケトン、カルボン酸、カルボン酸誘導体、カルボニル化合物のα炭素の反応性を理解する。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
有機化学A,B,Cを履修していることが望ましい
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class カルボン酸とカルボン酸誘導体の命名法、カルボニル基の構造、ハロゲン化アシルの反応 オンライン授業オンデマンド方式
2
授業計画/Class 求核アシル置換反応、酸無水物の反応、エステルの加水分解
3
授業計画/Class カルボン酸の反応、アミドの反応、
4
授業計画/Class イミドの加水分解、ニトリルの加水分解、
5
授業計画/Class カルボン酸の活性化、アルデヒド、ケトンについて、
6
授業計画/Class アルデヒドとケトンの命名法、Grignard反応
7
授業計画/Class ヒドリドイオンとの反応、シアン化水素との反応、化学選択的反応
8
授業計画/Class アミンとの反応、水との反応
9
授業計画/Class アセタールとの反応、Wittig反応
10
授業計画/Class 求核付加反応の立体化学、合成等価体、
11
授業計画/Class α,β‐不飽和アルデヒドおよびケトンへの求核付加反応
12
授業計画/Class α水素の酸性度、ケト‐エノール互変異性
13
授業計画/Class ケト‐エノール相互変換、α置換反応の機構、αハロゲン化、
14
授業計画/Class カルボン酸のαハロゲン化、エノラートイオンの生成、
15
授業計画/Class まとめ
 
事前学習/Preparation 事前に教科書を読む。
事後学習/Reviewing ノートにまとめる。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes1回目を除き対面授業で行う。1回目はオンライン授業オンデマンド方式で行う。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 試験 Exam 100%

教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
1 ブルース 有機化学第7版(下)(大船他訳) 化学同人
メッセージ/Message
3年生は学部の有機化学において仕上げの時期です。これまでを復習しながら、新しい事項について学んでいきます。がんばっていきましょう。
その他/Others
化学Ⅰ,Ⅱ、及び2年次後期までに配置されている有機化学の授業の内容を理解していることを前提とします。3年次後期に配置されている「有機合成化学」「立体化学」もあわせて履修してください。
キーワード/Keywords
有機化学         有機合成化学