講義内容詳細:情報テクノロジー輪講Ⅱ

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 情報テクノロジー輪講Ⅱ
英文科目名/Course Title (English) Seminar in Information Technology Ⅱ
学期/Semester 後期 単位/Credits 1
教員名/Instructor (Japanese) 楽 詠コウ
英文氏名/Instructor (English) YUE, Yonghao

講義概要/Course description
コンピュータグラフィックス分野の先端研究をまとめた論文の斜め読みを行います.個々の論文を別々に読むのではなく,引用関係にある一連の論文を読むことで,俯瞰的な視点を養います.卒業研究などで必要な関連研究調査のスキルが身に付くだけでなく,新しい問題設定のたて方についても勘所が身につきます.
達成目標/Course objectives
ACM Transactions on Graphics 論文 (SIGGRAPH 論文 と SIGGRAPH ASIA 論文を含む) などの英語文献を読み,先端研究を楽しむとともに,俯瞰する力とゴール設定の仕方を身に着ける.
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 輪講内容の説明.一巡目のグループ分け,論文選び.
挙げた論文候補の中から,各グループ一つずつ興味あるものを選ぶ.【オンライン・オンデマンド型】
2
授業計画/Class 選んだ論文の概要を各自発表する.【対面授業】
3
授業計画/Class 選んだ論文の概要を各自発表する.【対面授業】
4
授業計画/Class 選んだ論文の概要を各自発表する.【対面授業】
5
授業計画/Class グループごとに一巡目の一回目・二回目・三回目に読んだ論文の関係を整理して発表する.
二巡目のグループ分け,論文選び.
挙げた論文候補の中から,各グループ一つずつ興味あるものを選ぶ.【対面授業】
6
授業計画/Class 選んだ論文の概要を各自発表する.【対面授業】
7
授業計画/Class 選んだ論文の概要を各自発表する.【対面授業】
8
授業計画/Class 選んだ論文の概要を各自発表する.【対面授業】
9
授業計画/Class グループごとに二巡目の一回目・二回目・三回目に読んだ論文の関係を整理して発表する.
三巡目のグループ分け,論文選び.
挙げた論文候補の中から,各グループ一つずつ興味あるものを選ぶ.【対面授業】
10
授業計画/Class 選んだ論文の概要を各自発表する.【対面授業】
11
授業計画/Class 選んだ論文の概要を各自発表する.【対面授業】
12
授業計画/Class 選んだ論文の概要を各自発表する.【対面授業】
13
授業計画/Class グループごとに三巡目の一回目・二回目・三回目に読んだ論文の関係を整理して発表する.【対面授業】

14
授業計画/Class 今までに読んだ論文の疑問点についての討論.【対面授業】
15
授業計画/Class 今までに読んだ論文の疑問点についての討論.【対面授業】
 
事前学習/Preparation 選んだ論文を読み、発表資料をまとめる。
事後学習/Reviewing 授業中の議論や指摘を次回以降の発表内容に活かす。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes四回の輪講で一巡し,学期内に三巡する予定です.各巡ではまず,受講者を3~4人からなるグループに分け,各グループでタネとなる論文を選んでもらいます.各巡の初回発表はグループ全員がそれぞれの視点から,グループで選んだタネの論文を紹介します.二回目は,タネの論文の中で引用している過去の研究を各自2つ紹介し,三回目はタネの論文を引用している未来の研究を各自2つ紹介します.四回目は,グループごとにそれまでにグループ全員が読んだ論文をまとめ,一連の研究の流れや共通するキーワード,大枠としての問題意識と解決の方向性について発表します.(4人のグループなら,一巡すると計17本の論文の概要についての知識が得られ,一学期では全体で140本程の論文を俯瞰することになります.)
まとめ以外の回の発表では,一人当たり一本の論文につき,スライド2枚での発表を原則とします.グラフィックスの論文なので,一枚目は論文の紹介動画に使い,実質残り一枚で論文の問題設定,解決方法,今後の課題をまとめます.このため,技術の詳細を読み込む必要はなく(輪講では細かな読み間違いは特に必要がない限り指摘しません),全体像の把握をすることに焦点をおいてください.これが斜め読みのポイントで,その技術を養います.
まとめの回では,グループで読んだ論文を有向グラフにまとめて,関連性を明確にするとともに,共通するキーワードの観点でもまとめてください.これによって俯瞰力を養います.
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 100% 発表内容50%, ディスカッションへの参加50%により評価を行う.
教科書/Textbooks
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1 論文を配布します.