講義内容詳細:コミュニティ人間科学特論L

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) コミュニティ人間科学特論L
英文科目名/Course Title (English) Topics and Issues on Community Studies L
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 宇田 美江
英文氏名/Instructor (English) UDA Mie

講義概要/Course description
【アントレプレナーシップ論】
 本講義では、自ら主体的に事業を創り出し、社会に変革を起こす姿勢やマインドである「アントレプレナーシップ(企業家精神)」について学ぶ。わが国では長期的な低成長時代が続いており、その閉塞感のある現状を打ち破るためにも、組織に雇われて働くだけでなく、営利・非営利を問わず起業したり、組織内で新しい事業を興したり、業務プロセスを抜本的に変革するような姿勢や活動が求められている。 本講義では、職業キャリアを自律的に築いていくために、社会において、新たな視点で物事を考え、価値を生み出す姿勢やマインドの醸成を目指す。なお、コミュニティ人間科学部の講義であるため、主に地域創生のアイデアをまとめる内容とする。
 具体的には、起業全般について学びつつ、事業のアイデアをグループまたは個人で何らかの構想を練り、他者への発表を行う。

達成目標/Course objectives
①職業キャリアを自律的に築いていくために、新規に事業を興したり、フリーで働くことも含め、社会において、新たな視点で物事を考え、価値を生み出す姿勢やマインドを持てるようになる。
②事業のアイデアをまとめることができる。
③事業のアイデアをわかりやすく他者に伝えることができる。

履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
履修条件は特に無し。後期に配置されているコミュニティ人間科学特論M「企業と地域社会」と合わせて履修してもらうとより理解が深まると思われる。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 初回はオンライン授業(オンデマンド型)での実施。
オリエンテーション アントレプレナーシップとは、スケジュール、評価方法、ルールについて
2
授業計画/Class 日本の起業の経緯と現状(GEM調査)、キャリア選択としての起業 
3
授業計画/Class 事業機会の認識 どのような事業機会があるか? 
4
授業計画/Class アイデアを育てる
5
授業計画/Class 起業を促進する要因  起業家とはどんな人か?
6
授業計画/Class 起業の成長プロセス  形態、成長ステージと課題
7
授業計画/Class 個人またはグループ発表①
8
授業計画/Class 社会的起業家、地域創生について
9
授業計画/Class 対象の絞り込みと調査
10
授業計画/Class ビジネスモデルの検討
11
授業計画/Class 個人またはグループ発表②
12
授業計画/Class 差別化と強み
13
授業計画/Class 提案書の作成、スケジュールや成果の検討
14
授業計画/Class アイデアの実践に向けての検討事項、最終発表の準備 
15
授業計画/Class 個人またはグループ発表③(最終発表)
 
事前学習/Preparation テキストの該当箇所を事前に読んでおくこと。事前課題を課すことも多い。
事後学習/Reviewing 学習した部分を振り返り、理解を深める。コメントをもとに発表に向けてワークを進めること。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes本講義は対面授業で実施する。

講義に加え、事前課題に基づき、グループワーク、個人発表またはグループ発表あり。グループワークでは誰かが必ず仕切ること。グループワークやプレゼンテーションを多く行い、事前課題や出席を前提とした授業であるため、それができない場合は履修しないこと。


活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 100% 課題提出や授業への参画態度、プレゼンテーション等から総合的に判断する。
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
1 忽那憲治他 アントレプレナーシップ入門 有斐閣 2013
参考書/Reference books
 コメント
Comments
 
1 授業中に適宜紹介します
メッセージ/Message
3分の2以上の出席および3回のプレゼンテーションを必須とする(グループに分ける予定だが、履修人数によっては個人でのプレゼンテーションに変更することもある)。毎回出席し、ワークを行うことが前提である。また、コースパワーにて事前ワークの提出を課すこともある。期末テストは行わない。授業内容や授業方法は履修人数等によって若干変更の可能性もある。