講義概要/Course description
|
各時代の古文書の様式や機能について概説する。あわせて文書の正確な読解と、文書からの情報の引き出し方について、実際に古文書を読みながら学ぶ。
|
達成目標/Course objectives
|
古文書の様式・機能についての基礎的理解を得るとともに、個々の文書の正確な読解ができるようになる。
|
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
|
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
|
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
|
古文書学Ⅱと合わせて履修することが望ましい。
|
授業計画/Lecture plan
|
1
|
授業計画/Class |
古文書・古文書学とは何か【オンライン授業(オンデマンド型)】
|
|
2
|
授業計画/Class |
古文書と様式/古文書読解のポイント
|
|
3
|
授業計画/Class |
公式様文書概観-詔・勅の様式と機能 |
|
4
|
|
5
|
|
6
|
|
7
|
|
8
|
|
9
|
授業計画/Class |
公家様文書概観ー宣旨の様式と機能 |
|
10
|
|
11
|
|
12
|
|
13
|
|
14
|
|
15
|
授業計画/Class |
庁宣・大府宣の様式と機能、読解 |
|
|
事前学習/Preparation |
教科書の各回のテーマに関する箇所を読み、概要を理解した上で授業にのぞむこと。 |
事後学習/Reviewing |
教科書、配布資料を読み授業内容について理解を深めること。 |
|
|
授業方法/Method of instruction
|
区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
|
実施形態/Class Method |
ハイブリッド型ブレンド形式 / hybrid blend
補足事項/Supplementary notes・通常授業は対面で行うが、状況によりオンライン授業を実施する場合もあり得る。オンライン授業を実施する場合はコースパワーで連絡する。通常授業でも授業資料の配布はコースパワーで行うので授業前に必ずコースパワーを確認すること。 ・授業の進行は受講生の理解度等を考慮して柔軟に行う。 ・毎回コメントペーパーを提出してもらう。コメント内容から授業への参加姿勢・理解度を確認する。 ・各回のコメントペーパーとは別に古文書学についての専門的知識についての課題を複数回課す予定である。 ・教科書として佐藤進一『新版古文書学入門』を使用する。教科書は絶対に必要である。初回の授業時までに必ず入手すること。
|
活用される授業方法/Teaching methods used |
|
|
成績評価方法/Evaluation
|
1 |
|
100%
|
毎回提出するコメントを平常点として各回授業の理解度や授業への取り組み方を評価する(30%)。学期末にはレポートを課す。レポートでは文書の様式・機能についての理解度と読解能力を中心に評価を行う(70%)。平常点とレポートにより総合的に成績評価を行う。
|
|
教科書/Textbooks
|
| 著者名 Author | タイトル Title | 出版社 Publisher | 出版年 Published year | ISBN | 価格 Price |
1 |
佐藤進一
|
新版 古文書学入門
|
法政大学出版局
|
1997年
|
588‐32011‐8
|
3300円
|
|
参考書/Reference books
|
| コメント Comments | |
1 |
参考書は随時紹介する。
|
|
|
メッセージ/Message
|
古文書を正確に読むためには地道な学習が必要となる。一字一句をおろそかにせず、慎重かつ丁寧な読みを心掛けるように。
|