講義内容詳細:認知科学

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年度/Academic Year 2023
授業科目名/Course Title (Japanese) 認知科学
英文科目名/Course Title (English) Cognitive Science
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 寺尾 敦
英文氏名/Instructor (English) TERAO Atsushi

講義概要/Course description
計算モデルの構築によって人間の認知を理解しようと試みるアプローチを学ぶ。MATLAB を用いて認知モデルを実装する.Computational Modeling というアプローチの理解と、量的モデルを構築するための基本的道具の理解は、認知科学以外の領域でも広く役立つ。
達成目標/Course objectives
Computational Modeling というアプローチを理解し、認知心理学領域での情報処理モデルを MATLAB を使ってモデルを実装できるようになることが目的である。
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 第1回はオンライン授業(オンデマンド型)での実施
第1章:Introduction
2
授業計画/Class 第2章:From Words to Models
3
授業計画/Class 第2章:From Words to Models(第2回の続き)
4
授業計画/Class 第2章:From Words to Models(第3回の続き)
5
授業計画/Class 第3章:Basic Parameter Estimation Techniques
6
授業計画/Class 第3章:Basic Parameter Estimation Techniques(第5回の続き)
7
授業計画/Class 第4章:Maximum Likelihood Estimation
8
授業計画/Class 第4章:Maximum Likelihood Estimation(第7回の続き)
9
授業計画/Class 第4章:Maximum Likelihood Estimation(第8回の続き)
10
授業計画/Class 第5章:Parameter Uncertainty and Model Comparison
11
授業計画/Class 第5章:Parameter Uncertainty and Model Comparison(第10回の続き)
12
授業計画/Class 第5章:Parameter Uncertainty and Model Comparison(第11回の続き)
13
授業計画/Class 第6章:Not Everything That Fits Is Gold
14
授業計画/Class 第7章:Drawing It All Together
15
授業計画/Class 第7章:Drawing It All Together(第14回の続き)
 
事前学習/Preparation テキストの内容を予習する。
事後学習/Reviewing 授業ではテキストの内容について説明するので、授業後に MATLAB のプログラミングに取り組む。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notesMATLAB でのプログラミングを行うので、大学の PC 教室を利用するか、自分の PC に MATLAB をインストールする。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 60% 各章でのレポート課題で、プログラムを理解できているかを評価する。
2 試験 Exam 40% 常識としてほしい知識と、プログラムの理解を問う。
受講者が少ない場合には、試験を実施せず、レポートだけで成績評価を行うことがある。
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
ISBNコメント
Comments
1 S. Lewandowsky & S. Farrell Computational Modeling in Cognition SAGE 2011 9781412970761 授業はテキストに沿って進めるが、日本語訳などの教材を用意するので、英語テキストを購入しなくてもよい。
メッセージ/Message
Computational Modeling というアプローチの理解と、量的モデルを構築するための基本的道具の理解は、認知科学以外の領域でも広く役立つ。半期でかなりの量の学習を行うので大変だが、得るものは非常に多いはずである。
その他/Others
認知科学に関連した調査あるいは実験への参加をお願いし、成績への加点を行うことがあるかもしれない。
キーワード/Keywords
計算モデル     Computational Modeling     認知科学