講義内容詳細:ジャーナリズムの歴史

戻る
年度/Academic Year 2023
授業科目名/Course Title (Japanese) ジャーナリズムの歴史
英文科目名/Course Title (English) History of Japanese Journalism
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 福原 直樹
英文氏名/Instructor (English) FUKUHARA Naoki

講義概要/Course description
・主に第二次大戦後のジャーナリズムの歴史を「客観報道(主義)」「調査報道」「権力監視」などの観点から学びます。授業では日本の具体例のほか、戦後日本のジャーナリズムに大きな影響を与えた米国の具体例を分析し、ジャーナリズムの存在意義やその問題点を考えていきます。
・授業内容に応じ、適宜、時事問題も扱い、本授業の大きなテーマである「モノ(社会事象)の見方」を考えていきます。
・後期で行われる「ジャーナリスト論」と相互補完関係のある授業となります。
達成目標/Course objectives
授業の主な目標は以下の通りです。
・過去の主だった日米のジャーナリストの活動を知り、その意義や問題点などを理解する。
・新聞などの記事の読み解き方を知るとともに、現代世界・日本の抱える問題(時事問題)を考える能力を養う。
・現代史の知識を養う。
・社会事象の見方・分析の仕方(いわゆる「モノを見る能力」)を養う。
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
・マスメディア、特に新聞の記事を精読する習慣を持つこと/今後持つようににすること
・毎回出される課題を提出すること
・授業では質疑応答を繰り返します。議論への積極的な参加を求めます
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class イントロダクションⅠ(授業内容など)【オンライン授業(オンデマンド型)での実施】
2
授業計画/Class イントロダクションⅡ(ジャーナリズムの基礎知識など)【対面型:以下同じ】
3
授業計画/Class イントロダクションⅢ(ジャーナリズムの基礎知識など)
4
授業計画/Class 客観報道(主義)Ⅰ
5
授業計画/Class 客観報道(主義)Ⅱ
6
授業計画/Class 客観報道(主義)Ⅲ
7
授業計画/Class 権力監視 隠れた事実への視点Ⅰ
8
授業計画/Class 権力監視 隠れた事実への視点Ⅱ
9
授業計画/Class 調査報道Ⅰ
10
授業計画/Class 調査報道Ⅱ
11
授業計画/Class 調査報道Ⅲ
12
授業計画/Class 米国ジャーナリズムの教訓 Ⅰ
13
授業計画/Class 米国ジャーナリズムの教訓 Ⅱ
14
授業計画/Class 米国ジャーナリズムの教訓 Ⅲ
15
授業計画/Class メディアの興亡(まとめ)
 
事前学習/Preparation ・時事問題をこまめにチェックし、授業の理解に役立てる
・本授業の大きなテーマである「客観報道」「ジャーナリズムの権力監視機能」「調査報道」などについて、事前にその内容や具体例などについて調べてみる。(例えば「調査報道」ならば、その定義や意義、具体例を調べてみる……など)
事後学習/Reviewing ・授業で得た知見の再確認
・授業で出された課題(レポート)の作成・提出
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes・第一回授業はオンデマンド方式、第二回目からは対面授業(通常型)となる。
・授業で繰り返される質疑応答への積極的な参加を求めます。
・一部の参加者にはミニプレゼンテーション(5~8分程度)を求める場合があります。
・授業では時事問題を扱うことも視野に入れており、授業計画が変更されることもあります。
・質問/相談などは随時メールなどでも受け付けます。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 50% 課題小レポート提出(毎回)。
2 レポート Report 50% 授業終了後、レポートの課題を出します。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
・各授業で提出されたレポートは、可能な限り次回授業で講評・分析していきます。
教科書/Textbooks
 コメント
Comments
1 必要な場合は授業で説明します(購入は任意)。
参考書/Reference books
 コメント
Comments
 
1 必要な場合、授業で随時、説明します(購入は任意)。
メッセージ/Message
・質問/相談などは随時メールなどでも受け付けます。
その他/Others
・毎回出席をとり、授業日数の3分の2以上の出席がないと成績評価の対象としません。
・毎回出す課題は、すべて締め切り内に提出すること。
・教員は全国紙で事件記者、海外特派員をそれぞれ約15年務めました。授業ではこの経験や、そこで得た教訓も各テーマの分析に活かしていきます。
キーワード/Keywords
ジャーナリズム     実務経験     時事問題     現代史