講義内容詳細:キリスト教概論Ⅰ

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年度/Academic Year 2023
授業科目名/Course Title (Japanese) キリスト教概論Ⅰ
英文科目名/Course Title (English) Introduction to Christianity Ⅰ
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 塩谷 直也
英文氏名/Instructor (English) SHIOTANI Naoya

講義概要/Course description
イエスの生涯、聖書に関する基礎知識、およびキリスト教の基本的思想の紹介
達成目標/Course objectives

 青山学院教育方針にうたわれているように、この大学はキリスト教信仰を土台にして建てられている。よって学生全員にキリスト教の講義は必修となる。しかし間違えないで欲しい。青山学院は皆さんにキリスト教の価値観を押し付け、信仰を強制しようと目論んでいるのではない。私たちは、皆さんの人生にキリスト教で挑戦したいのだ。その価値観を受け入れなくてもよい。その教えを信じる必要もない。しかし、イエス・キリストの投げる直球を逃げないで受け止めて欲しい(もしその勇気があるなら)。数千年間人びとの前に立ちはだかった聖書の思想と戦って欲しい(もしその体力があるなら)。いつの時代も、相手を受け止め、戦わずして、人が成長することはないのだから。一人一人の学生が、聖書の登場人物たちと格闘しつつ、人間として成長してもらうことを、心から願っている。
 もちろん、自分の人生は独力で、誰の手も借りずに乗り越えていく、との心構えの者もいるだろう。しかしあなたが最近「?」と思うことは、あなたが人類で始めて思ったことではなく、2000年のキリスト教世界が生み出した有名無名の人々が思ってきたことなのだ。彼ら、彼女らの格闘の歴史を聞いてから、あなたの「?」に対する戦いを始めても、決して時間の無駄にはならないと思うがいかがだろう。
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
特になし
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 第1回:オリエンテーション~「キリスト教」を学ぶとは
初回から教室で対面で行います。
2
授業計画/Class 第2回:創造論と進化論
3
授業計画/Class 第3回:無条件の愛
4
授業計画/Class 第4回:レポート作成
5
授業計画/Class 第5回:原罪
6
授業計画/Class 第6回:召命~Calling
7
授業計画/Class 第7回:聖書
8
授業計画/Class 第8回:illnessとdisease
9
授業計画/Class 第9回:自殺予防教育
10
授業計画/Class 第10回:ザアカイ物語
11
授業計画/Class 第11回:愛の諸相
12
授業計画/Class 第12回:苦しみとは何か
13
授業計画/Class 第13回:パウロ①
14
授業計画/Class 第14回:パウロ②
15
授業計画/Class 第15回:カルトとは何か
 
事前学習/Preparation 必ずコースパワーを確認し指示に従ってください。
事後学習/Reviewing 当日学んだ聖書箇所を再読してください。復習のうえ、コースパワー上の小テストを受験のこと。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes初回から教室での対面授業となります。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 10% 講義ごとに教室で出される質問に対し、所定の用紙を用いて答えてもらいます。質問すべてに解答、もしくは1回の未解答=10点 2回未解答=5点 それ以外は点数なし(ただし3回以内の未解答で、レポートの提出がなされていれば期末試験は受けられます。)いかなる理由があろうとも、4回未解答となると、もはや本講義の内容を理解することは難しい。よってこの段階で最終試験の受験資格を失う。(なお、2回遅刻は1回未解答相当とみなす。)
2 試験 Exam 78% 毎回の授業後に、コースパワーを通して小テストを行います。また学期末テストを行います。
3 レポート Report 12% 礼拝レポートを課します。日頃から積極的に大学礼拝(10:30〜10:55 2限に間に合うように終わります)に参加して下さい。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
コースパワーを通し、コメントします。
教科書/Textbooks
 タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
ISBNコメント
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1 聖書 聖書教会共同訳 日本聖書協会 2018 9784820213444 最新の日本語訳聖書です。(2回目の講義から必須) この聖書で授業を行います。これ以外の聖書を使用したい方は、固有名詞、ページ数の違いなどに十分注意してください。
参考書/Reference books
 コメント
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1 授業内で紹介します。
メッセージ/Message
必ず聖書を手元に置いて受講してください。
始業ベルが鳴ってすぐに出席を取ります。それ以降の参加は遅刻。授業開始後30分以内に入室できなかった場合は欠席扱いとなります。時間厳守。
その他/Others
準備は要りません。復習に力を入れてください。何度も自分に問いかけてください。暗記ではなく、理解するよう努めてください。なお、許可のないままのデジタル機器使用、授業中の録音、動画、写真撮影は一切禁じます。