|
講義概要/Course description
|
《「フィクション」とは何か》(I) 「物語」や「フィクション」とは一体どういうものなのか、という問題について、主に哲学・思想的な視点から考える。 文学でも、誰かの口頭でのお話でも、映画でも演劇でも何でも良いが、「物語」を読んだり、聞いたり、見たりする時、それが現実とかけ離れた「虚構」であると分かっているにも関わらず、われわれはそこに何らかの「リアリティー」を感じてしまう。そこで感じられる「虚構のリアリティー」とは一体何なのか、何がそのリアリティーを生み出すのか、という問題について考えてみたい。おそらくそれは、「言語」というものが持つある種の作用に関わっているものなのではないか。そしてそうした問いは、最終的にわれわれが生きる社会とわれわれ自身の生き方の問題にも関わってくるのではないか。もとより困難な問題であり、完全な答を得られるとは思えないが、何よりもそうした虚構のリアリティーを感じとるという経験を重ね、その経験について考えてみたい。 前期の「I」では、主に「作品」というひとつの世界が生成される仕組みや、その世界を生み出すにあたって作者が用いる技法といった点を中心に考えてみたい。
|
|
達成目標/Course objectives
|
|
現実のリアリティーとは異なった「虚構のリアリティー」を感じ取る感受性を獲得し、広義における「文学」の本質のひとつを掴み取ること。またこの授業には、専門的な内容についての学習というだけでなく、大学での勉強に必要な基礎的なスキルを身につけていただく「基礎ゼミ」としての性格もあるので、自分なりのテーマに基づく発表やレポートの作成、授業での発言や議論などについても必要な技量を身につけることを目標とする。
|
|
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
|
|
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
|
|
授業計画/Lecture plan
|
|
1
|
| 授業計画/Class |
全体的なガイダンス【初回から対面授業】 |
|
|
2
|
|
|
3
|
|
|
4
|
| 授業計画/Class |
レポート作成・発表準備の技法 |
|
|
5
|
|
|
6
|
|
|
7
|
|
|
8
|
|
|
9
|
|
|
10
|
|
|
11
|
|
|
12
|
|
|
13
|
|
|
14
|
|
|
15
|
|
| |
| 事前学習/Preparation |
授業で指示された課題を準備する(訳読、口頭でのコメント、小レポート、発表など)。
|
| 事後学習/Reviewing |
授業を通じて得られた考えや知識を整理しておく。 |
|
|
|
授業方法/Method of instruction
|
| 区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
|
| 実施形態/Class Method |
通常型 / regular |
| 活用される授業方法/Teaching methods used |
|
|
|
成績評価方法/Evaluation
|
| 1 |
レポート Report
|
70%
|
レポートや発表の評点。
|
| 2 |
平常点 In-class Points
|
30%
|
授業への積極的な参加、発言などをもとに評価する。
|
|
|
その他/Others
|
|
他の先生方が担当する「演習I・II」と同様、履修希望者が多い場合は人数制限を行います。
|