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講義概要/Course description
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《われわれの時代の「モラル」とは何か》 日本語で「道徳」と言うと、「人が歩むべき道」だの「人から〈徳〉として評価される行為」だの、「人が世の中で生きていくために従わなければならないルール」という意味で理解されることが多いのではないでしょうか。何やら説教臭い、人から押し付けられ、従うことを余儀なくされる決まり事としてイメージされがちです。今回のゼミで考えたいのは、社会や集団(共同体)から押し付けられるそうした「道徳」ではなく、むしろ、われわれが個人として社会の中で生きていく上でどういう姿勢をとるべきか、どういう心構えをするべきか、といった、ひとりひとりの個人が自分自身で見出すべきものです。「道徳」よりは「モラル」と言う方が良いかも知れませんし、むしろ「倫理」に近いものなのかも知れません。
現在、日本を含めた世界中で様々な倫理観や価値観、文化のあり方などが大きく変動していることは間違いないと思います。おそらく、第二次世界大戦以来の大きな変化(政治情勢、経済のあり方、メディアとテクノロジーのあり方、等々)が現在世界で起こりつつあり、それにあわせて、社会や共同体、人間関係などについての従来の考え方が変わりつつあるのでしょう。
社会や共同体が大きく変動し、その中でこれまでの社会の「規範」や「ルール」が崩れつつある。では、それに対して個人はどうすれば良いのか。社会のルールが消滅したのだから自分の好きなように振る舞う、「何でもあり」で良いのか。むしろ、社会の規範が壊れそうだからこそ、個人が自分自身で、自分自身のための規範、ルールのようなものを発明していかなければならないのではないか。そうした問題提起をゼミの出発点にしたいと思います。
以上のような問題について、皆さんの意見を聞き、一緒に考えていきたい。
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達成目標/Course objectives
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各自の自分なりの切り口から「モラル」「道徳」というものについて考えを深め、各自の関心のある方面に結びつけて、後期に発表をしていただく。思想だけでなく、文学や芸術などの問題にも結びつけられるだろうが、自分にとって興味のある事柄から出発して、どのような哲学的な議論ができるかということを考え、自分なりの議論を組み立てる訓練をしていただく。
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学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
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学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
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授業計画/Lecture plan
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1
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| 授業計画/Class |
全体的なガイダンス【初回から対面授業】 |
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2
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3
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| 授業計画/Class |
レポート作成・発表準備の技法 |
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| 事前学習/Preparation |
授業で指示された課題を準備する(訳読、口頭でのコメント、小レポート、発表など)。
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| 事後学習/Reviewing |
授業を通じて得られた考えや知識を整理しておく。 |
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授業方法/Method of instruction
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| 区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
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| 実施形態/Class Method |
通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes各自がテクストを事前に読んでおき、順番に訳読する。教員が適宜解説を加える。 本講義は対面授業(通常型)で実施します。
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| 活用される授業方法/Teaching methods used |
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成績評価方法/Evaluation
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レポート Report
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60%
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研究計画、学期末レポートの提出。
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その他 Others
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40%
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授業への積極的な参加、講読の出来具合などの平常点。
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教科書/Textbooks
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| | コメント Comments |
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プリントを準備する。
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参考書/Reference books
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| | 著者名 Author | タイトル Title | 出版社 Publisher | 出版年 Published year | ISBN | |
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E. Blondel (éd.)
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La morale
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GF
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1999
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9782080730183
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メッセージ/Message
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初回の授業で履修者を確定するため、必ず出席のこと。どうしても都合が悪くて出席できない等の場合には事前に、あるいはただちに教員(または合同研究室)に連絡されたい。
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