講義概要/Course description
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『新古今和歌集』成立以後、後嵯峨院時代の歌人達の和歌と連歌についての講義。 『新古今和歌集』の成立は和歌の一つの到達点と位置づけられている。後鳥羽院配流後の鎌倉中期の歌壇は、後嵯峨院と定家の息為家が中心の時代であったと位置づけうるだろう。後嵯峨院・為家達は連歌も頻りに行っていた。彼らの和歌・連歌についての精読を行う。これまで個別に扱われがちであった、和歌史と連歌史を統合した韻文学史の構築も視野に入れた講義とする。
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達成目標/Course objectives
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和歌史の上で看過されがちな連歌についての知識を広げる。テキスト外にある文脈も踏まえた上で、作品解釈を行い、和歌・連歌への理解をさらに深める。また和歌史・連歌師についても理解を深める。
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履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
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特になし。
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授業計画/Lecture plan
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1
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授業計画/Class |
初回授業(今回)のみオンライン授業(オンデマンド型)での実施。導入。授業と評価について。
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2
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授業計画/Class |
『新古今和歌集』前後の歌壇史について。 |
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3
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授業計画/Class |
連歌の概説と『新古今和歌集』時代における連歌について。 |
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4
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6
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授業計画/Class |
弁内侍・少将内侍の和歌と連歌 |
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授業計画/Class |
その他の歌人の和歌と連歌(1) |
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授業計画/Class |
その他の歌人の和歌と連歌(2) |
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事前学習/Preparation |
事前に作品を読み、基礎的な理解をしておく。 |
事後学習/Reviewing |
内容を振り返り、理解を深めておく。 |
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授業方法/Method of instruction
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区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
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実施形態/Class Method |
通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes資料プリントを用いて講義する。適宜、参考となる中世和歌・連歌作品と歌論・連歌論を取り上げる。本講義は面授業(通常型)で実施。但し、社会状況によってはオンライン式で行う可能性もある。
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活用される授業方法/Teaching methods used |
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成績評価方法/Evaluation
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1 |
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100%
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期末レポート70%、授業後の質問票の提出状況と内容30%
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メッセージ/Message
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各時代の和歌・連歌を読解するには各自最低限の予習を必要とします。探究心のある学生の受講を望みます。
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その他/Others
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講義は毎回プリント資料を配付する。
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