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講義概要/Course description
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『萬葉集』を通してジェンダーを考える
現代社会では、ジェンダー多様性が知られ、また認められるようになってきています。ジェンダーは人類の大きな特徴の一つと言えます。 日本の古代社会では、ジェンダーはどのようになっていたのでしょうか。7、8世紀の「やまと歌」を集めた『萬葉集』の相聞歌では、男性・女性の性差が必ずしも明確ではありません。それは、『萬葉集』の時代には、男女の社会的・経済的地位の差が大きくないことや、婚姻も母系的要素が強く、本人同士の合意による〈対偶婚〉がベースであったことによります。しかし、『萬葉集』の時代の政府は、「律令国家」建設のため、中国の父系的な社会制度も採り入れました。そのため、相聞歌には〈待つ女〉という類型など、父系的な要素が見られ始めています。 この講義では、『萬葉集』を手がかりに、日本古代社会におけるジェンダーを考えます。それは、現代日本のジェンダーを考えるための鏡となることと思います。
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達成目標/Course objectives
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1.『萬葉集』についての基本的知識と「やまと歌」を読み解く力を習得する。 2.ジェンダーについての基本的知識を身に付ける。 3.『萬葉集』という古典から、現代社会の課題を捉え直すという視点を養う。
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学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
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学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
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授業計画/Lecture plan
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1
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| 授業計画/Class |
イントロダクション【オンライン(オンデマンド型)授業】 |
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2
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| 授業計画/Class |
序論(1):7、8世紀のジェンダー |
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3
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| 授業計画/Class |
序論(2):『萬葉集』について |
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4
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| 授業計画/Class |
『萬葉集』の男性像(1):壬申の乱と「ますらを」 |
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5
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| 授業計画/Class |
『萬葉集』の男性像(2):〈「ますらを」たり得ぬ嘆き〉という仕掛け |
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6
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| 授業計画/Class |
『萬葉集』の男性像(3):大伴家持と「ますらをの心」 |
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7
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| 授業計画/Class |
『萬葉集』の女性像(1):〈待つ女〉以前 |
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8
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| 授業計画/Class |
『萬葉集』の女性像(2):〈待つ女〉の登場 |
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9
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| 授業計画/Class |
『萬葉集』の女性像(3):相聞のことばとしての〈「たわやめ」の嘆き〉 |
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10
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| 授業計画/Class |
女性を演じる男性歌人たち(1):柿本人麻呂 |
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11
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| 授業計画/Class |
女性を演じる男性歌人たち(2):山部赤人と大伴家持 |
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12
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| 授業計画/Class |
男性を演じる女性歌人たち(1):額田王 |
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13
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| 授業計画/Class |
男性を演じる女性歌人たち(2):大伴坂上郎女 |
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14
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| 授業計画/Class |
男性を演じる女性歌人たち(3):大伴田村大嬢と紀女郎 |
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15
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| 事前学習/Preparation |
授業で考察するテーマや歌人について情報を得ておく。また、配信された資料教材に目を通し、興味を覚えた点と疑問点をまとめておく。 |
| 事後学習/Reviewing |
毎回の課題にコースパワーで答える(200字以上)。また、知りたいと思ったことについて、自分で調べる。 |
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授業方法/Method of instruction
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| 区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
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| 実施形態/Class Method |
通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes講義形式で授業を実施するが、受講者から意見を聞く時間を毎回作る。ディスカッションも行う。
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| 活用される授業方法/Teaching methods used |
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成績評価方法/Evaluation
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| 1 |
レポート Report
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40%
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毎回の課題回答のうち、最も自信のあるものをブラッシュアップして、学期末レポートとして提出する。
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| 2 |
平常点 In-class Points
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30%
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授業での積極的発言、主体的な事前・事後学習(自分が調べたい・考えたいと思ったことを積極的に深める)。
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| 3 |
その他 Others
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30%
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毎回、簡単な課題を課す。コースパワーに直接入力して回答する。なお、課題回答の提出をもって「出席」とする。
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課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
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毎回の課題回答をピックアップしてまとめ、コメントを記した資料教材をコースパワーにアップする。
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教科書/Textbooks
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| | 著者名 Author | タイトル Title | 出版社 Publisher | 出版年 Published year |
| 1 |
中西進
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万葉集 全訳注原文付(一)(講談社文庫)
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講談社
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1978
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参考書/Reference books
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| | 著者名 Author | タイトル Title | 出版社 Publisher | 出版年 Published year | |
| 1 |
アイリス・ゴットリーブ
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イラストで学ぶジェンダーのはなし みんなと自分を理解するためのガイドブック
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フィルムアート社
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2021
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| 2 |
吉村武彦、吉川真司、川尻秋生編
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古代人の一生:老若男女の暮らしと生業(シリーズ古代史をひらく2)
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岩波書店
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2023
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キーワード/Keywords
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萬葉集
ジェンダー
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