講義概要/Course description
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『椿説弓張月』の武者と動物 曲亭馬琴の代表作である『椿説弓張月』は、保元の乱で配流ののち自殺した不遇の英雄である源為朝が実は生き延びて琉球に渡ったとする作品です。作中、主人公為朝のみならず、彼を助ける従臣達の武勇が描かれます。また動物が関わる趣向も多く存在します。半期の講義で作品の全貌を捉えることは容易ではありませんが、前後編を中心に、特に登場人物の武勇と動物に関わる場面に着目して、その魅力を味わいたいと思います。
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達成目標/Course objectives
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読本というジャンルを学ぶとともに、曲亭馬琴の作品構想や、それぞれの趣向に込めた工夫を読み解き、その魅力を理解することを目標とします。
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履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
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授業中、毎回、作品の一部を読むことになります。その都度、簡単な現代語訳もしますが、古典・漢文を学んだことのない人、苦手な人は、古典文法、漢文の基本を、高校生向けの参考書などで勉強しておきましょう。
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授業計画/Lecture plan
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授業計画/Class |
『椿説弓張月』概説・ガイダンス :本講義の内容、講義の進め方、成績評価についてご説明します。(初回はオンデマンドです) |
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授業計画/Class |
為朝の琉球渡航と紀平治の八丁礫 |
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事前学習/Preparation |
『椿説弓張月』について自分なりに調べてみましょう。 |
事後学習/Reviewing |
授業を踏まえて、自分でも作品を読み直してみましょう。 |
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授業方法/Method of instruction
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区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
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実施形態/Class Method |
通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes基本的には対面で行います。資料配布やレポート提出等はコースパワーも利用します。詳細は初回(新学期の初回のみオンデマンド)の資料をご覧下さい。なお授業計画は、状況に応じて変更する可能性があります。
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活用される授業方法/Teaching methods used |
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成績評価方法/Evaluation
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100%
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毎回、感想や質問などのコメントを提出してもらいます(60%)。また期末にレポートを提出してもらいます(40%)。
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教科書/Textbooks
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| コメント Comments |
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テキストは特に用いません。毎回プリントを配布します。
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参考書/Reference books
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