講義内容詳細:日本文学演習Ⅱ[15]

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年度/Academic Year 2024
授業科目名/Course Title (Japanese) 日本文学演習Ⅱ[15]
英文科目名/Course Title (English) Seminar in Japanese Literature Ⅱ [15]
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 吉野 泰平
英文氏名/Instructor (English) YOSHINO Taihei

講義概要/Course description
 近現代文学研究の広がりは多岐にわたりますが、勉強を続けていると「実はあれとこれがつながっているのでは?」という思わぬ発見があります。そこには新たな分析のテーマや考察の枠組みによって拓かれた読みの道筋も関わっているかもしれません。この演習では、そうした研究の主題や方法論を適宜紹介し、小説をさまざまな角度から読み解けるようになることを目指します。
 今回選んだ小説は大正期から現代まで幅広い時代に発表されていますが、いずれにも社会がえがかれています。ただ、その方法や問題意識は決して一様ではありません。また、これらの小説が最初に発表されたメディアは、文芸誌だけでなく、総合雑誌、少女雑誌、探偵雑誌、週刊誌、全集など多種多様です。もちろん、それぞれの小説をどのように読み解くかは各自の判断に委ねられていますが、「メディア」に着目したり、「社会派」的に読んだりといったさまざまな読みの道筋を発見できると、「文学」がより広がりをもつものとして捉えられるようになるはずです。
達成目標/Course objectives
(1)社会状況や歴史的背景等も視野に入れて小説を読み解くことができる。
(2)先行研究を調査したうえで資料を作成し、指定された条件のもと口頭発表を行うことができる。
(3)レポートにおいてはアカデミックライティングのルールを踏まえ、自分の考察を論理的に示すことができる。
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
日本文学演習Ⅰ[15]
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ガイダンス ※オンライン授業(オンデマンド型)での実施
2
授業計画/Class 近代文学研究のためのさまざまな視点(テーマ編)
3
授業計画/Class 近代文学研究のためのさまざまな視点(メディア編)
4
授業計画/Class 芥川龍之介「河童」をめぐる発表と討論①
5
授業計画/Class 芥川龍之介「河童」をめぐる発表と討論②
6
授業計画/Class 吉屋信子「花物語」をめぐる発表と討論①
7
授業計画/Class 吉屋信子「花物語」をめぐる発表と討論②
8
授業計画/Class 小林多喜二「蟹工船」をめぐる発表と討論
9
授業計画/Class 江戸川乱歩「陰獣」をめぐる発表と討論
10
授業計画/Class 谷崎潤一郎「吉野葛」をめぐる発表と討論
11
授業計画/Class 宮沢賢治「ポラーノの広場」をめぐる発表と討論
12
授業計画/Class 松本清張「ある小官僚の抹殺」をめぐる発表と討論
13
授業計画/Class 桐野夏生「OUT」をめぐる発表と討論
14
授業計画/Class 村田沙耶香「コンビニ人間」をめぐる発表と討論
15
授業計画/Class まとめと講評、レポート提出
 
事前学習/Preparation 各回の発表で扱う小説を通読するとともに、自分なりの意見をまとめ、議論に備える。
発表者は先行研究や関連する文献について幅広く調査し、発表資料を作成する。
事後学習/Reviewing 口頭発表と討論で示された論点を踏まえ、自分の意見をまとめる。
授業で得た知見をもとに自分の意見を発展させた考察を学期末レポートに示す。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 40% 期末レポート(4000字以上)において発表時の議論を踏まえた考察を論理的に提示する。
2 平常点 In-class Points 20% 議論への参加・発表へのコメントの内容など。
3 その他 Others 40% 発表:担当する小説について発表資料を作成し、口頭発表を行う。
教科書/Textbooks
 コメント
Comments
1 特になし。扱う小説については授業内にて指示する。
参考書/Reference books
 コメント
Comments
 
1 授業内にて指示する。
メッセージ/Message
発表や議論への受講者の積極的な参加を求めます。
授業計画、および対象作品は受講者数等によって変更の可能性があります。
キーワード/Keywords
日本近代文学     メディア