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講義概要/Course description
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本講義では『日本書紀』の記事、特に神武天皇の記事を、そこに収められた古代歌謡との関係をも視野に入れながら輪読します。
『日本書紀』は、歴史書であると同時に、日本固有のことばによる歌謡が収められた文学的な書物でもあります。そしてその歌謡の中には、古代に具体的な時・場において声に出して歌われ、後に文字に記録され歴史書の物語の中に再編され、また同時に宮廷儀礼の中の歌舞として上演されるようになるなど、複数の歴史と複数の姿形を持った歌もあります。それが、本講義で特に取り上げる神武天皇の記事とその大和平定の歌謡群です。歴史と文学、音楽と文学、音声と文字……というように、複層的な成立・編纂の場と経緯、また現実世界・物語世界上の時間を行き来することで、『日本書紀』の歴史と物語の構造を多角的に味わうことができるでしょう。
なお本講義では、そうして古代の文学を実例にとって、大学における調査研究の基本的な手法を実践的に学ぶことも目標とします。したがって、講義形式による【概論】に加えて【スキル】【学生発表】の項目を設け、三者総合的に力を養っていく計画とします。
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達成目標/Course objectives
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1.大学における基本的な調査研究の手法を身に着けることができる。 2.演習形式の講義で行う研究活動のノウハウを身に着けることができる(資料作成、発表、討議)。 3.自らの興味関心を意識的に探るために、広い視野をもって情報検索を行い、その内容に触れることができる。 4.以上の調査研究活動を、レポートという形にまとめることができる。
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学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
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学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
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授業計画/Lecture plan
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1
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| 授業計画/Class |
【オリエンテーション】 講義概要、全15回の講義の概観、成績評価方法の確認 ※オンライン授業(オンデマンド型)での実施
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2
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| 授業計画/Class |
【スキル1】 基本的な調査研究の手法を学ぶ(テキスト、辞典類、データベース ※併せて受講者の顔合わせ、簡単な自己紹介(各自の興味関心など)
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3
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| 授業計画/Class |
【概論】 ①日本書紀概論:日本書紀の成立、史書の中の歌謡の位置づけ、文字表記の方法等
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4
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| 授業計画/Class |
②古代歌謡概論:独立歌謡と物語歌、宮廷歌謡等 |
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5
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| 授業計画/Class |
③歌謡と舞と音楽:古代歌謡と雅楽との関係等 |
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6
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| 授業計画/Class |
【スキル2】 発表と資料作成に向けて、実例を示し、解説を行う。 |
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7
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| 授業計画/Class |
【学生発表】 ①第一回学生発表:担当学生の発表後、教員・受講者全体で議論を行う。 ※受講者の人数や都合によって、担当人数や時間配分を調整する。以下同。
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8
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| 授業計画/Class |
②第二回学生発表:担当学生の発表後、教員・受講者全体で議論を行う。 |
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9
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| 授業計画/Class |
③第三回学生発表:担当学生の発表後、教員・受講者全体で議論を行う。 |
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10
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| 授業計画/Class |
④第四回学生発表:担当学生の発表後、教員・受講者全体で議論を行う。 |
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| 授業計画/Class |
⑤第五回学生発表:担当学生の発表後、教員・受講者全体で議論を行う。 |
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| 授業計画/Class |
⑥第六回学生発表:担当学生の発表後、教員・受講者全体で議論を行う。 |
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| 授業計画/Class |
⑦第七回学生発表:担当学生の発表後、教員・受講者全体で議論を行う。 |
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| 授業計画/Class |
⑧第八回学生発表:担当学生の発表後、教員・受講者全体で議論を行う。 |
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| 授業計画/Class |
半期のふりかえりと総括。また、レポート作成に向けて、基本の構成(序論・本論・結論)、主題設定・考察の方法、参考文献や先行研究の適切な取り扱い、等についての注意事項を確認する。 |
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| 事前学習/Preparation |
事前学習では、授業計画表の各回の内容に挙げた用語等を辞書や参考書等で検索してください。 また【学生発表】では各自の発表の準備を行うとともに、発表担当回以外でも、該当箇所を予め読んでおいてください。 |
| 事後学習/Reviewing |
事後学習では、講義内容を踏まえて予習内容の点検を行うとともに、他の受講者との議論を振り返って自らの考察を深めてください。 また、講義内で扱った研究活動のスキルの実践として、特に関心をもった主題についてさらに情報検索をする、それを書き出して発表・レポート執筆に向けてのブレインストーミングを行う等、応用にも挑戦してください。 |
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授業方法/Method of instruction
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| 区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
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| 実施形態/Class Method |
通常型 / regular |
| 活用される授業方法/Teaching methods used |
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成績評価方法/Evaluation
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平常点 In-class Points
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20%
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議論への積極的な参加。学生発表担当回での発言はもちろん、その他の回でも積極的な参加を心がけてください。
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その他 Others
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30%
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講義内での口頭発表。作成資料や発表内容、また議論への貢献等から、総合的に評価します。
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| 3 |
レポート Report
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50%
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レポートは、講義内で行った各自の発表内容を踏まえてブラッシュアップする形とします。そのため、期末の時期に一からつくる必要はありませんが、平常時の講義・発表に積極的に参加することが重要になります。 基本の構成(序論・本論・結論)、主題設定の独創性、考察の独創性、参考文献や先行研究の適切な取り扱い、誤字脱字がないか、等の観点から総合的に評価します。
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課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
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毎回の講義内容についての考察・意見については、講義中に取り上げ、その場で返答・解説を行います。また、講義外での予習・復習時の研究活動に際しては、次回講義時やメール等で随時質問を受け付け、助言を行います。
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教科書/Textbooks
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| | コメント Comments |
| 1 |
使用しません。適宜資料を配布します。
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参考書/Reference books
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| | 著者名 Author | タイトル Title | 出版社 Publisher | 出版年 Published year | ISBN | 価格 Price | コメント Comments | |
| 1 |
小島憲之 [ほか] 校訂・訳
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日本書紀
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小学館
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2007.9
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9784093621724
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1800円+税
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ここで紹介する基本文献のほかに、比較的新しい文献についても授業中に触れる予定です。
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蔵書情報 / Library information
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| 2 |
小島憲之 [ほか] 校訂・訳 . 風土記 / 植垣節也校訂・訳
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日本書紀
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小学館
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2007.9
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9784093621731
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1800円+税
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蔵書情報 / Library information
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| 3 |
小島憲之 [ほか] 校注・訳
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日本書紀
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小学館
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1994.4
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4096580023
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4457円+税
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蔵書情報 / Library information
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| 4 |
土橋寛著
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古代歌謡の世界
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塙書房
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1968.7
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蔵書情報 / Library information
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| 5 |
土橋寛, 小西甚一校注
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古代歌謡集
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岩波書店
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1957.7
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4000600036
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4500円
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蔵書情報 / Library information
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| 6 |
文化デジタルライブラリー
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「日本の伝統音楽:楽器篇」 https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc6/edc_new/index.html 「雅楽」 https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc22/index.html
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その他/Others
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1.受講者の人数や理解度をみながら、授業計画の各項目の配分や順序を調整する可能性があります。 2.本講義は、以後卒論等を書くに当たっても重要な基礎を築くものです。講義中はもちろん、講義外の予習・復習時の研究活動でも、分からないことがある場合にはそのままにせず、次回講義時やメールにて随時相談してください。 3.特に演習形式の講義では、受講者一人ひとりの積極的な参加・貢献が重要となります。遅刻や早退のないよう、最大限の配慮をしてください。緊急時や不測の体調不良等の場合には、無理をせず、各自の事情を優先してください(事前・事後に連絡を入れてください)。
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キーワード/Keywords
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日本書紀
歌謡
古代歌謡
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