講義内容詳細:メディア法A/言論法A

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年度/Academic Year 2025
授業科目名/Course Title (Japanese) メディア法A/言論法A
英文科目名/Course Title (English) Media Law A/Mass Media Law A
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 大石 泰彦
英文氏名/Instructor (English) OISHI Yasuhiko

講義概要/Course description
テーマ:取材・報道の自由
この講義は、マス・メディアやジャーナリストの「取材・報道の自由」にかかわるさまざまな法制度および倫理問題を取り扱う。担当者は、将来、メディア企業への就職を目指す学生諸君はもちろん、いわゆる「メディア・リテラシー」を身につけたいと考える諸君がひろくこの授業を受講してくれることを望んでいる。しかし、継続的に新聞・テレビ等の報道を見る意欲・時間のない者の受講は望まない。
達成目標/Course objectives
受講者が、①マス・メディアやジャーナリストが引き起こすさまざまな事件について、単に印象批評や感情論ではなく、理論的・学問的に分析・批判できるようになること、ひいては、②社会の一員として状況に流されず、自分らしく(主体的に)生きていくための基盤を形成すること、それらがこの講義の目標である。
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
この授業を履修したあと、引き続き「創作・芸術の自由」を扱う「メディア法B/言論法B」を履修することが望ましい。特に「目標」の②については、メディア法/言論法のA・B両方を履修することによって真に達成可能となる。

授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ガイダンス(オンデマンド)
2
授業計画/Class 取材・報道の自由と権力(1):「ジャーナリズム」と「取材・報道の自由」
3
授業計画/Class 取材・報道の自由と権力(2):日本型ジャーナリズム(?)
4
授業計画/Class 取材・報道の自由と権力(3):統治の一翼を担う存在として
5
授業計画/Class 取材・報道の自由と権力(4):どこに向かうのか
6
授業計画/Class 取材源との関係(1):「取材源の秘匿」と「取材資料の目的外使用禁止」
7
授業計画/Class 取材源との関係(2):証言・証拠提出拒否権ー2つの原則と法
8
授業計画/Class 取材源との関係(3):取材源・取材資料をめぐる諸問題
9
授業計画/Class 犯罪報道(1):犯罪報道への疑念、その問題性
10
授業計画/Class 犯罪報道(2):犯罪報道改革論
11
授業計画/Class 犯罪報道(3):犯罪報道をめぐる諸問題
12
授業計画/Class 犯罪報道(4):犯罪報道の将来像
13
授業計画/Class 放送の公平性と独立性(1):放送法制の概要
14
授業計画/Class 放送の公平性と独立性(2):放送の公平・独立をめぐる状況
15
授業計画/Class 放送の公平性と独立性(3):放送の公平・独立をどう実現するか
 
事前学習/Preparation ・取り扱う4つのテーマの開始に先立ってコースパワーで配信される「レジュメ」「資料」「記事一覧」に目を通しておくこと
・また、この「レジュメ」「資料」「記事一覧」は、後で触れる「感想・意見・質問のまとめ」のプリントとともに、印刷して授業の際に必ず持参すること(初回については、簡単な「ガイダンス用レジュメ」を作成してコースパワーにアップする)

事後学習/Reviewing ・授業内容を振り返り、必要に応じ、後述する「参考書」「判例集」などを用いて知識を固めていくこと
・授業に対する「感想・意見」を書き、提出すること(この点については、「成績評価」のところで詳述する)
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 100% ・初回(第1回)、最終回(第15回)を除く13回の授業後に、「授業に関する感想・意見」を提出する。

・提出はコースパワーを通じて、授業終了後3日間受け付ける。

・分量は700字以上

・各レポート「7点」を上限として採点する。どういうものの得点が高く、どういうものの得点が低くなるかは真面目に受講していさえすればすぐに理解できるようになると思われる。ただ現時点では、①600字に満たないものは、その分量の少なさにほぼ比例して低評価になること。逆に言うと、授業での「語り」をちゃんとふまえて、規定量以上、「自分で」「まじめに」書いてあれば不合格ラインの点数(3点以下)になることはまずないこと、②「授業内容のトレース」「賢そうに見えること」「生成AIでもできそうなこと」を書くことが求められているのではなく、むしろその逆で、授業を受けて自分が思った/考えたことを「自由に」「リアルに」「面白く」書くこと、つまり自分の「内面」を率直に書くことが求められていること、の2点を記憶にとどめておいてほしい。

・「質問」は別の欄で行うこと。

・最終回(第15回)の授業の終了後には、「授業全体に対する感想・意見・評価」を提出してもらう。分量は1200字程度。「10点」を上限として採点する。提出方法は通常のレポートと同様で、締め切り日は別途指示する。

・締め切り後、寄せられた「感想・意見」「質問」の一部を引用し、それに対する簡単なコメントを盛り込んだ「感想・意見・質問のまとめ」プリントを作成し、コースパワーで配信する。前記のように、このプリントについても授業で使用するので、次回の授業の際に必ず持参すること

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
レポート(感想・意見・質問)について、上記のような形式でフィードバックを行う。
教科書/Textbooks
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1 特に指定しない
参考書/Reference books
 タイトル
Title
出版社
Publisher
 
1 メディア判例百選 有斐閣
その他/Others
・毎回、授業の冒頭に出席を取る。出席カード配布が終了した時点で締め切る。電車等の遅延による遅刻の場合は授業後TAに遅延証明書を提出してその旨を説明すること。それ以外の理由による欠席・遅刻についてはすべて授業後、コースパワーを通じて担当者に伝え、指示を受けること
・ガイダンスにおいて、その他受講上留意すべき点について詳しい説明を行う。
・コースパワーで配信されるもの以外に、授業内で印刷された資料プリントを配布することがある。
キーワード/Keywords
取材・報道の自由     マス・メディア     政治権力     ジャーナリズム     ジャーナリスト     記者     放送     新聞