講義内容詳細:ジャーナリズム論

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年度/Academic Year 2026
授業科目名/Course Title (Japanese) ジャーナリズム論
英文科目名/Course Title (English) Journalism Theory
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 森本 麻衣子
英文氏名/Instructor (English) MORIMOTO, Maiko

講義概要/Course description
大手マスメディア企業に対する蔑称として「マスゴミ」という語が流通するようになって久しい。しかし、あなたやあなたの周りの人たちがこの言葉を用いて(あるいは、直接用いずともこの言葉を念頭に置きながら)特定のメディア企業やその報道を批判するとき、そこには「あるべき報道――すなわちジャーナリズム――の姿」とは何か、またなぜそのようにあるべきなのかという基準が、どこまで意識されているだろうか。本来、批判とは、現状が本来あるべき姿(理念)から乖離しているときに、その差異を埋めるために行われるものである。しかし、あなた自身の(あるいはあなたの周りの人の)その批判は、理念を踏まえない「ただの好き嫌い」の表明にとどまってはいないだろうか。

ジャーナリズムは本来、民主主義社会において、その主役である市民が質の高い情報にもとづいて意思決定を行えるようにする上で、決定的な役割を担う。本講義では、ジャーナリズムのこうした役割の理念型を、それが成立した歴史的背景とともに学ぶ。あわせて、今日に至るまで、理念と現実との乖離が、具体的な時事現象との関連でどのように問題化されてきたのかについて、日本および世界の報道を対象に検討していく。

インターネットの発展やSNSの登場によって、情報の送り手と受け手の境界が劇的に変容しつつある現代において、社会の構成員すべてが共有しておくべきメディア・リテラシーとはいかなるものかを、受講生一人ひとりが考える必要がある。本講義は、その際の参照軸となり得る、歴史社会横断的な知見の習得を目指す。
達成目標/Course objectives
1)ジャーナリズムとは何か(何だと考えられ、語られてきたか)、なぜ必要か、その役割を果たすためにどうあるべきか、歴史社会横断的に考え、議論する。
2)ジャーナリズムの役割に照らしたとき、ジャーナリストはその職務の実践のうえでどのような矛盾や問題に直面するか検討する。
3)日常的に内外のメディアの報道に注意を向け、そこでジャーナリズムの役割がどのように果たされている(いない)かを批判的に吟味する態度を涵養する。
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class オリエンテーション 【オンライン(オンデマンド)】
2
授業計画/Class 原論篇1
3
授業計画/Class 原論篇2
4
授業計画/Class 原論篇3
5
授業計画/Class 原論篇4
6
授業計画/Class 批判的検討篇1
7
授業計画/Class 批判的検討篇2
8
授業計画/Class 批判的検討篇3
9
授業計画/Class グループワーク(プレゼンテーション準備)
10
授業計画/Class グループプレゼンテーション1
11
授業計画/Class グループプレゼンテーション2
12
授業計画/Class グループプレゼンテーション3
13
授業計画/Class グループプレゼンテーション4
14
授業計画/Class ゲストスピーカー登壇(調整中)
15
授業計画/Class 総括
 
事前学習/Preparation 予習用資料(Moodleで提供)に目を通してくる。日々、新聞やテレビの報道に注意を向ける。
事後学習/Reviewing 授業へのレスポンスをコースパワーで提出
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes受講者の人数や興味関心、また現実の社会メディア状況によって授業の進め方を変更する場合がある。また適宜、実際のメディア素材(映像素材を含む)を利用して授業を進めていく。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 75% 課題提出、ディスカッションやプレゼンテーションへの参加を通したクラス貢献
2 レポート Report 25% 期末レポート実施
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
ISBN価格
Price
1 別府三奈子, 飯田裕美子, 水野剛也編著 ; 飯田裕美子 [ほか執筆] 映画で学ぶジャーナリズム 勁草書房 2023.8 9784326603633 2300円+税
2 林香里著 「オンナ・コドモ」のジャーナリズム 岩波書店 2011.1 9784000224109 2300円+税
参考書/Reference books
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出版年
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ISBN価格
Price
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1 原寿雄著 ジャーナリズムの思想 岩波書店 1997.4 4004304946 630円 副読本です。 蔵書情報 / Library information
2 早稲田大学ジャーナリズム教育研究所編 現代ジャーナリズム 早稲田大学出版部 2013.5 9784657130075 2600円+税 副読本です。 蔵書情報 / Library information
3 東京新聞外報部著 報道弾圧 筑摩書房 2023.8 9784480075697 920円+税 副読本です。 蔵書情報 / Library information
キーワード/Keywords
ジャーナリズム