講義概要/Course description
|
「導入演習」は,法学部1年生全員が履修する科目です。皆さんの今後の大学生活には, 「調べる」「読む」「話す」「書く」ことが不可欠であり,また「教室内での言葉によるコミュニケーション」を取れることがとても重要になります。「導入演習」は,これら「調べる」「読む」「話す」「書く」という不可欠な活動を経験し, 「教室内での言葉によるコミュニケーション」を深めるための演習授業です。 具体的には,身近な社会問題について,「調べる」「読む」「話す」「書く」といった活動を行い,他者の前で発表したり, 他者との議論に積極的に参加したり,他者との共同作業(グループワーク)を展開したりします。 導入演習において強調されるのは,学生主体で進められ,学生同士の,そして学生と教員とのあいだのコミュニケーションが 重視されることです。能動的に導入演習の活動に参加してください。
|
達成目標/Course objectives
|
受講生が,「調べる」「読む」「話す」「書く」といった今後の大学生活に不可欠な活動を経験し, 「教室内での言葉によるコミュニケーション」を取れるようになることが,達成目標です。
|
授業計画/Lecture plan
|
1
|
|
2
|
授業計画/Class |
基本コンセプト「法の世界旅行」:モデルは二つしかない?? 発想の出発点はLee論文The Civil Law and the Common Law -- A World Survey(1915年) |
|
3
|
授業計画/Class |
「Mixed Legal System, Mixed Jurisdiction, 混合法」 Juriglobe (University of Ottawa)の紹介: http://juriglobe.ca/index-en.html |
|
4
|
授業計画/Class |
Juriglobeを参照しつつ、発表担当を決定する。 |
|
5
|
授業計画/Class |
イギリス ここより、担当者による発表開始 |
|
6
|
|
7
|
|
8
|
|
9
|
|
10
|
|
11
|
|
12
|
|
13
|
|
14
|
|
15
|
授業計画/Class |
ディスカッション、まとめ (プロジェクトは続く・・・後輩へのアドバイスはいかが?) |
|
|
事前学習/Preparation |
毎回、授業前にJuriglobeのサイトをチェックする。 http://juriglobe.ca/index-en.html
自分の担当地域が決まったら、当該地域の法について、Juriglobeとその他の情報源から情報収集をし、当該地域の法についての発表を準備する。 また、常に「外から見た日本法」を意識し、日本の法と裁判に関する情報を新聞記事その他で収集する。 |
事後学習/Reviewing |
授業で得た知識を整理し、理解できた点、疑問点を明らかにする。 発表が済んだら、発表内容を文章化し、他の受講者とシェアする。 発表の対象となった地域の法に対する理解をふまえつつ、日本法についてどのように外に向けて発信・説明すべきか考える(最終レポートのテーマとするので、その準備を行う)。 |
|
|
授業方法/Method of instruction
|
区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
|
実施形態/Class Method |
通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes「調べる」「読む」「話す」「書く」について,受講者が能動的に体験し,発表や議論等のアウトプットを行います。
|
活用される授業方法/Teaching methods used |
|
|
成績評価方法/Evaluation
|
1 |
平常点 In-class Points
|
100%
|
「調べる」「読む」「話す」「書く」の活動に対する積極的参加と,クラス内での発表や議論等への積極的貢献の観点から評価します。いわゆる定期試験や期末レポートによる成績評価は行いません。
|
|
参考書/Reference books
|
| 著者名 Author | タイトル Title | 出版社 Publisher | 出版年 Published year | コメント Comments | |
1 |
R. W. Lee
|
The Civil Law and the Common Law -- A World Survey
|
Michigan Law Review
|
1915
|
Michigan Law Review, Vol. XIV, No. 2 (1915) p.88-101
|
|
|
メッセージ/Message
|
世界の法の状況の中に日本法を置く視点、日本で日本語で日本法を学んでいる自分を世界のlawyers の中に関係づけ、位置づける感覚を是非身につけてほしいと思います。
|
その他/Others
|
以下の2つ((A)と(B))のうち1つでも当てはまった場合には,単位を修得できません(成績評価は「X」となります)。 (A) 出席回数が10回未満 (B) 報告担当日全てを正当な理由なく欠席 ※上記2つとも当てはまらなかった場合でも,単位を修得できないことがあります(成績評価は「XX」となります)。
|
キーワード/Keywords
|
Mixed Legal System
Mixed Jurisdiction
|