講義内容詳細:刑法C

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年度/Academic Year 2018
授業科目名/Course Title (Japanese) 刑法C
英文科目名/Course Title (English) Criminal Law C
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 安藤 泰子
英文氏名/Instructor (English) ANDOU, Taiko

講義概要/Course description
本講は、刑事法についての法的素養を身につけ法解釈学的な思考力を高めることとともに、刑法各論に関する専門知識の習得を目的とする。本講のテーマは、刑法の第二編、「罪」とする。
達成目標/Course objectives
刑法各論の意義や犯罪類型の体系を概観した後、各犯罪類型の具体的な内容について検討する。個人的法益を中心に、最高裁および下級審判例の中から解釈学上、特に重要と思われる事件を挙げて考察を加える。
授業時間に制限があるため、講義では個人的法益に対する罪に関する重要判例や論点を中心に解説を加える
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
いわゆる刑法各論の前半部を扱う。後半部となる「刑法D」を合わせて履修することが望ましい。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class *開講にあたって
*刑法の構成、「罪」とは? 
*刑法各論の意義
事前学習/Preparation 今後どのような項目について学んでいくのかという点を念頭に置きながら、テキストの目次を目通ししておくこと。
事後学習/Reviewing 配布レジュメで復習。
2
授業計画/Class 犯罪類型の体系、刑法の一部改正への動きおよび社会的背景
事前学習/Preparation 犯罪類型の体系や、条文の配置について一通り目を通しておくこと。
事後学習/Reviewing 配布レジュメで復習。
3
授業計画/Class *人の始期と終期
*刑法と人の死――死刑
事前学習/Preparation 死刑について予習。
事後学習/Reviewing 人の死と刑法について復習。
4
授業計画/Class 刑法と人の死――安楽死、尊厳死ほか
事前学習/Preparation 関係する図書や文献を用いて、安楽死や尊厳死について考える。
事後学習/Reviewing ノート等で復習。
5
授業計画/Class 個人的法益に対する罪 概観
事前学習/Preparation テキストで予習。
事後学習/Reviewing テキスト等で復習。
6
授業計画/Class 生命・身体に対する罪(殺人罪)
事前学習/Preparation テキストで予習。
事後学習/Reviewing テキスト等で復習。
7
授業計画/Class 生命・身体に対する罪(傷害罪)
事前学習/Preparation テキストで予習。
事後学習/Reviewing テキスト等で復習。
8
授業計画/Class 生命・身体に対する罪(暴行罪)
事前学習/Preparation テキストで予習。
事後学習/Reviewing テキスト等で復習。
9
授業計画/Class 自由・平穏に対する罪(逮捕および監禁罪)
事前学習/Preparation テキストで予習。
事後学習/Reviewing テキスト等で復習。
10
授業計画/Class 自由・平穏に対する罪(脅迫罪)
事前学習/Preparation テキストで予習。
事後学習/Reviewing テキスト等で復習。
11
授業計画/Class 自由・平穏に対する罪(住居侵入罪、不退去罪)
事前学習/Preparation テキストで予習。
事後学習/Reviewing テキスト等で復習。
12
授業計画/Class 自由・平穏に対する罪(信書開封罪、秘密漏示罪他)
事前学習/Preparation テキストで予習。
事後学習/Reviewing テキスト等で復習。
13
授業計画/Class 性的自由に対する罪(強姦罪)
事前学習/Preparation テキストで予習。
事後学習/Reviewing テキスト等で復習。
14
授業計画/Class 名誉に対する罪(名誉毀損罪)
事前学習/Preparation テキストで予習。
事後学習/Reviewing テキストで復習。
15
授業計画/Class 総括
事前学習/Preparation 総復習。
事後学習/Reviewing 総復習。
授業方法/Method of instruction
基本的に、講義形式をとる。
成績評価方法/Evaluation
1 試験 Exam 80% 期末試験
2 その他 Others 20% 授業内小テスト
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
1 萩原滋 刑法概要 〔各論〕 第4版 成文堂 2014
参考書/Reference books
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
 
1 高橋則夫 刑法各論 成文堂 2014
メッセージ/Message
授業は概ねテキストにそって進めるため、予習をしてくること。
その他/Others
六法を毎回持参すること。
キーワード/Keywords
刑法各論