講義内容詳細:世界の言語文化Ⅰ

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年度/Academic Year 2024
授業科目名/Course Title (Japanese) 世界の言語文化Ⅰ
英文科目名/Course Title (English) The World's Languages and Cultures Ⅰ
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 永井 忠孝
英文氏名/Instructor (English) NAGAI Tadataka

講義概要/Course description
我々は外国語というとまず英語を思い浮かべ、まるで世界には日本語と英語しかないかのようにほぼ英語ばかりを学ぶ。それ以外の言語というと、多くの人にとってはせいぜいフランス語やドイツ語、中国語や韓国語にあといくつかを思い浮かべるのみだろう。しかしこれは非常に偏った見方である。世界の言語地図ははるかに多彩であり、重層的である。そして言語はそれぞれの社会の歴史、文化、政治・経済状況などと密接に結びついている。このようなことを理解して広い視野を持つことは経営やマーケティングの営みにおいても大いに有益であろう。
本科目では、現代世界を言語という切り口からながめていく。より具体的には、言語について概説した後で、世界の各地域を言語状況とそれぞれの国・地域の歴史や文化と関連させながら考察する。
各回の授業のハンドアウトをその週の月曜日までにCoursePowerに掲載するので、印刷して授業に持参すること。
達成目標/Course objectives
言語をとおして現代の世界について学ぶ
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 本科目の概要【オンライン(オンデマンド型)】
2
授業計画/Class 文化とは何か
3
授業計画/Class 遺伝子とミーム
4
授業計画/Class 言語と文化の相関(1):色彩用語
5
授業計画/Class 言語と文化の相関(2):位置表現、日本語と英語
6
授業計画/Class 言語の構造(1):言語記号の恣意性、二重分節
7
授業計画/Class 言語の構造(2):音韻、形態
8
授業計画/Class 言語の分類
9
授業計画/Class 北アジア
10
授業計画/Class 東アジア
11
授業計画/Class 東南アジア・南アジア
12
授業計画/Class 太平洋地域:オーストロネシア語族
13
授業計画/Class 太平洋地域:パプア・ニューギニア
14
授業計画/Class 太平洋地域:オーストラリア
15
授業計画/Class 試験
 
事前学習/Preparation 資料に目を通しておく
事後学習/Reviewing 授業で学んだことを復習する
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes本科目は対面授業(通常型)で実施します。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 40% 授業参加の度合
2 試験 Exam 60%
参考書/Reference books
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
 
1 梶茂樹・中島由美・林徹編 事典世界のことば141 大修館書店 2009