講義内容詳細:演習ⅡA

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年度/Academic Year 2025
授業科目名/Course Title (Japanese) 演習ⅡA
英文科目名/Course Title (English) Seminar ⅡA
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 抱井 尚子
英文氏名/Instructor (English) KAKAI Hisako

講義概要/Course description
 インタビューや参与観察などの質的データに基づく定性的研究、アンケート調査や実験など量的データに基づく定量的研究、または両者の統合である混合研究法の概要について学ぶ。
 演習IIAでは、最初に社会調査の目的と意義、研究倫理といった研究の基礎について学んでいく。その上で、先行研究調査、研究テーマの絞り込み、リサーチクエスチョン・仮説の導出、質問紙調査法とインタビュー調査法を一連の流れの中で実践的に学んでいく。学期の終盤には、量的研究と質的研究を統合した混合研究法の概要にも触れる。
 
達成目標/Course objectives
 本講義の目的は、多文化社会の諸現象に関わる個人の経験の考察を社会調査の実践を通して行うことである。社会調査の実践を通じて受講者は調査研究の一連の知識とスキルを身につけるとともに、社会に貢献しうる知の生成の重要性を学んでいく。また、それと同時に、自らが研究の実践に携わることで、誤った調査手続きにより社会調査の結果が歪められる可能性についても理解し、調査結果の妥当性や信憑性を判断するデータリテラシーや批判的思考も養っていく。
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
演習IA・IBを履修済みであること。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 導入:社会調査の意義と目的について議論する。また、社会調査としてのコミュニケーション研究を歴史的に概観する。
2
授業計画/Class 研究倫理:研究における倫理問題を検討し、インフォームドコンセントの歴史的背景および目的・意義を検討する。
3
授業計画/Class 研究を支える認識論的前提:認識論的前提の紹介とその特徴について明らかにする。
4
授業計画/Class 質的研究と量的研究の違い:2つの研究方法がもつ目的と特徴について検討する。
5
授業計画/Class 先行研究調査:研究関心に基づいて先行研究調査を行い、その結果を踏まえてリサーチクエスチョンの絞込みや研究仮説の設定を行う。(対面授業-通常型)
6
授業計画/Class 質問紙調査票の企画:研究目的に合わせて、質問紙調査票の企画と設計を行う。
7
授業計画/Class 質問紙調査票の作成:質問紙調査票の作成およびプレテストに基づく修正を行う。
8
授業計画/Class データ収集と入力:作成した質問紙調査票を調査対象に配布し、回収したデータをエクセルに入力する。
9
授業計画/Class データ解析(1):表・グラフを用いたデータの視覚化と記述統計量の算出を行う。
10
授業計画/Class データ解析(2):SPSSを用いて仮説検証を行う。
11
授業計画/Class 質問紙調査の結果報告:調査結果の報告を行う。
12
授業計画/Class インタビュー調査の実践:ショート・インタビューを行い、インタビューデータの収集を実際に行う。
13
授業計画/Class インタビューデータの解析:収集したデータから逐語録を起こし、実際にデータをコード化し、カテゴリーを生成する。
14
授業計画/Class インタビュー調査の結果報告:調査結果の報告を行う。
15
授業計画/Class 混合研究法:質的研究と量的研究を統合した混合研究法の紹介。
 
事前学習/Preparation プロジェクトを進める。
事後学習/Reviewing 授業で得たフィードバックをもとに、引き続きプロジェクトを進める。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method ハイブリッド型ブレンド形式 / hybrid blend
補足事項/Supplementary notes授業の目的に従い、オンライン形式も取り入れます。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 50% 授業内でのディスカッションへの貢献度(25%)、発表(25%)
2 レポート Report 50% 期末レポート
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
対面、オンラインミーティング、またはメールを通してフィードバックします。
メッセージ/Message
社会調査士資格取得を目指す学生は、必ず本科目を履修すること。
その他/Others
授業の実施状況によっては、授業計画を変更する場合があります。