講義内容詳細:情報技術論

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年度/Academic Year 2025
授業科目名/Course Title (Japanese) 情報技術論
英文科目名/Course Title (English) Studies on Information and Communication Technology
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 今井 福司
英文氏名/Instructor (English) IMAI Fukuji

講義概要/Course description
図書館業務においては,ICTを修得していることが必要不可欠となり,これら技術を用いた情報発信が求められる場面も出てきている。この授業の目的は,そのような業務に必要な基礎的な情報技術を習得し,活用できるようになることを目指す。具体的には,コンピュータ等の基礎,図書館業務システム,データベース,検索エンジン,電子資料,コンピュータシステム等について解説しながら,様々なシステムなどに触れる予定である。
達成目標/Course objectives
本授業においては,図書館業務に携わる上で必須となっているICT(Information and Communications Technology)について,業務上の支障が無い程度に知識を保有し,かつ簡単な情報技術については自ら活用できるようになることを目標とする。本授業においては,簡単な情報技術の活用として,講師が提示した題材を用いて電子書籍を作成することを求める。
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 情報化社会と図書館,図書館における情報技術活用、エコーチェンバー、フィルターバブルについて【オンライン(オンデマンド型)での実施】
事前学習/Preparation 図書館サービスにおいて情報技術がどのような部分で使われているかを自分の経験から振り返っておく。
事後学習/Reviewing 図書館における情報技術の重要性について講師から提示された文章を読み込み、各自で考察を行っておく。
2
授業計画/Class 二進数、ビットの概念、コンピュータのハードウェアの仕組み
事前学習/Preparation 普段使っている情報機器の起動方法や終了方法を確認しておく。
事後学習/Reviewing 授業で示したウェブページを見ながらビットや二進数が機械の中でどのように使われているかを振り返っておく。
3
授業計画/Class コンピュータのソフトウェアの仕組み
事前学習/Preparation 普段使っているスマートフォンのアプリやOSの機能を確認しておく。
事後学習/Reviewing スマートフォンやPCのアプリケーションの中で、オープンソースソフトウェアで動いているものが何かを確認しておく。
4
授業計画/Class インターネットとWWW,ネットワークの基礎
事前学習/Preparation 普段使っているインターネットがどのような仕組みで成り立っているかを各自で調べておく。
事後学習/Reviewing 授業で扱った仕組みが実際どのような装置やプログラムから実現されているのかを確認しておく。
5
授業計画/Class 検索アルゴリズム(1):線形探索、二分探索、ハッシュ法
事前学習/Preparation 各種ワープロソフトで作成した文書データで検索する場合、どのような操作を行うのかを確認しておく。
事後学習/Reviewing 授業で紹介した線形探索、二分探索、ハッシュ法の3つについて違いとメリットを確認しておく。
6
授業計画/Class 検索アルゴリズム(2):適合率と再現率について・ユーザーインターフェースについて
事前学習/Preparation 大学の授業で情報検索について習った内容を振り返り、適合率や再現率にあたる内容がないかを確認しておく。
事後学習/Reviewing 最新の情報検索アルゴリズムの状況を確認し、普段使っているウェブサイトにどう反映されているかを確認する。
7
授業計画/Class データベースの仕組み:RDBとその仕組み、トランザクション、排他処理、ER図
事前学習/Preparation データベースという言葉が日常生活でどのように使われているかを確認しておく。
事後学習/Reviewing 授業で紹介したデータベースを実際に触れ、どのような情報が得られるのかを把握しておく。
8
授業計画/Class 著作権(著作権法、読み聞かせに関する著作権、クリエイティブ・コモンズ)
事前学習/Preparation これまで受けてきた著作権教育にはどんなものがあったかを振り返っておく。
事後学習/Reviewing 実際の図書館で行われているイベントと読み聞かせに関する著作権ガイドラインの適合性を確認する。
9
授業計画/Class 電子資料の管理技術:電子図書、電子書籍端末、デジタル・アーカイブ、電子図書館
事前学習/Preparation スマートフォンなどで各種電子書籍配信サイトにアクセスし、どのようなコンテンツが提供されているかを確認しておく。
事後学習/Reviewing 各種電子書籍サイトのDRM付与方針を確認しておく。
10
授業計画/Class デジタルアーカイブとIIIFについて
事前学習/Preparation 各種メディアでデジタルアーカイブの活用がどう行われているかを確認しておく。
事後学習/Reviewing 各地の公共図書館が作成しているデジタルアーカイブの事例を確認する。
11
授業計画/Class 図書館システムとその仕組み
事前学習/Preparation 青山学院大学図書館の情報検索端末でどのような検索が可能かを確認しておく。
事後学習/Reviewing バーコードリーダーや図書館システムで用いられるインデックスがどのような役割を持っているのかを確認しておく。
12
授業計画/Class オープンデータ、LOD、Wikidataについて
事前学習/Preparation 東京都が公開しているオープンデータカタログでは何が公開されているかを確認する。
事後学習/Reviewing 図書館のレファレンスサービスでオープンデータがどのように活用できるかを考える。
13
授業計画/Class 演習:電子書籍EPUBの制作とアップロード作業
事前学習/Preparation 作成しているデータに不備がないかを事前に確認する。
事後学習/Reviewing 提出された画面の控えを保存し、これまでの作業記録を各自でまとめておく。
14
授業計画/Class 演習結果の報告と相互評価
事前学習/Preparation 各種電子書籍を販売、配布しているウェブサイトでEPUB形式がどのように活用されているかを確認する。
事後学習/Reviewing 他の受講者の作品を見ながら自分のデータがどのように改善可能かを考える。
15
授業計画/Class まとめ
事前学習/Preparation これまでの授業で取り上げたトピックについて,全般的にレビューを行っておく。
事後学習/Reviewing まとめを受けて,自分の理解していないところを再度確認し,復習しておく。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 30% 授業の参加と授業時間外に取り組む課題を評価の対象とする。
2 試験 Exam 50% 授業で取り上げた内容を理解しているかどうかを評価基準とする最終試験を行う。
3 その他 Others 20% EPUBを用いた電子書籍演習の提出ならびに規定を満たしたデータ作成ができているかを評価基準とする。
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
ISBN価格
Price
1 塩崎亮, 今井福司, 河島茂生編著 図書館情報技術論 ミネルヴァ書房 2022.5 9784623093908 2800円+税
参考書/Reference books
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
ISBN価格
Price
 
1 きたみりゅうじ著 図解でよくわかるネットワークの重要用語解説 技術評論社 2009.4 9784774138213 1980円+税 蔵書情報 / Library information
授業関連情報/Class-related information
 件名/Title内容/Contents備考/Memo
1 授業用メールアドレス fukuji@shirayuri.ac.jp
メッセージ/Message
履修者は以下の事項をあらかじめ了解した上で授業に臨むこと。
・授業進行上妨げとなるような行為を行わないこと。
・欠席時のフォローは各自で行うこと。
履修登録を行った学生は,以上の事項並びに初回オリエンテーションの内容を承諾したと見なす。「『講義内容』を読んでいなかった」「初回授業に出席していなかった」という理由であっても,後日での異議の申し出は受けつけない。以上の事項を守らなかった場合,成績上不利な評価が行われる可能性があるので,十分に留意すること。
その他/Others
一定回数以上(授業回数の3分の1を目安とする)の課題未提出(公欠ならびに教員の許可があった場合を除く)があった場合,最終課題の提出を許可しないので十分注意すること。
キーワード/Keywords
ICT     図書館情報技術論     司書     情報技術     図書館情報学