講義概要/Course description
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この科目では、アリストテレス、カント、J.S.ミルや和辻哲郎など、倫理の考え方の基本的な枠組みを提示した思想家たちの倫理的方法論をそれぞれのテキストをもとに学ぶとともに、文化や宗教が経済活動における人々の倫理的な態度にどのように影響したか、特に青山学院の伝統を形作ってきたキリスト教の例や日本の例から学ぶ。また、実際に社会で起こったあるいは起こりうる事例を取り上げディスカッションを行い、またそのような事例の考察についてグループ発表を行う。
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達成目標/Course objectives
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いくつかの異なる倫理的方法論をテキストから学び理解を深めると同時に、経済活動における文化的違いを文化や宗教の影響を受けた倫理の観点から理解する。事例の検討においては、どのような倫理的枠組みにおいて問題にアプローチするかを自覚しつつ議論する力を身につける。
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学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
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学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
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授業計画/Lecture plan
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1
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授業計画/Class |
導入 (オンライン授業(リアルタイム型)での実施)
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2
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授業計画/Class |
J.ベンサムの功利主義―最大多数の最大幸福? |
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3
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授業計画/Class |
J.S.ミルの功利主義―“満足した豚より不満を抱えた人間のほうがよい”? |
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4
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5
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授業計画/Class |
ビジネスの現場における倫理的課題を含む事例① |
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6
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7
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授業計画/Class |
ビジネスの現場における倫理的課題を含む事例② |
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8
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授業計画/Class |
ユベール・ジョリーのリーダーシップ論 |
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9
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授業計画/Class |
ビジネスの現場における倫理的課題を含む事例③ |
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10
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11
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授業計画/Class |
ビジネスの現場における倫理的課題を含む事例④ |
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12
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授業計画/Class |
キリスト教と経済倫理(マックス・ヴェーバー) |
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13
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授業計画/Class |
ビジネスの現場における倫理的課題を含む事例⑤ |
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15
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事前学習/Preparation |
事前に指定されたテキストに目を通し考察レポートを提出すること。 |
事後学習/Reviewing |
授業を踏まえて考察レポートを提出すること。 |
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授業方法/Method of instruction
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区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
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実施形態/Class Method |
ハイブリッド型ブレンド形式 / hybrid blend
補足事項/Supplementary notes面接授業(対面授業)を基本とするが、研究科が認めた学生が遠隔授業(オンライン授業)で履修できるよう、 ハイブリッド型授業として実施する。
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活用される授業方法/Teaching methods used |
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成績評価方法/Evaluation
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1 |
平常点 In-class Points
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100%
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毎週の小レポートの提出(Course Powerを使用)75% グループ発表 15% ディスカッションへの貢献度 10%
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参考書/Reference books
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| コメント Comments | |
1 |
授業で使用するテキストについては、PDF化してCourse Power上に掲示する。
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その他/Others
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この科目のIntended Learning Objective (ILO)は以下の通り:
ILO3: 問題を発見し、関連する理論を適用して問題を解決することができる ILO4: 定量的および定性的な分析方法を応用することができる ILO6: 国際的な視点から経営倫理、社会的責任、持続可能性を理解し認識することができる ILO7: 国際マネジメントに必要なリーダーシップを発揮することができる
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