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講義概要/Course description
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子どもの本とジェンダーについて考えます。 子どもの本(絵本や児童文学)の中にひそむジェンダーに焦点を当て問題提起していく部分と、 ジェンダーフリーや性の多様性をテーマとした子どもの本を紹介する部分, 主にこの二本の柱で多くの作品を紹介しながら進めていきます。
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達成目標/Course objectives
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*子どもの本の批判的な読みにジェンダー視点が必要なことを理解する *ジェンダーに焦点を当て、児童文学や絵本を読み込めるようになる *古典的な作品やロングセラーの作品をジェンダー視点で再評価できるようになる *自身のジェンダー感覚や“性”に対する感覚を問い直せるようになる
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学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
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学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
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履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
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定員100人(抽選)
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授業計画/Lecture plan
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1
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| 授業計画/Class |
子どもの本とジェンダーの関わりについて |
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4
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| 授業計画/Class |
“I”は「ぼく」?「わたし」? |
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| 授業計画/Class |
親子のつながりを考える~母親像を中心に |
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| 授業計画/Class |
児童文学の中の#KuToo 問題 |
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| 授業計画/Class |
LGBTQがテーマの児童文学 |
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| 授業計画/Class |
スポーツとジェンダー 闘う野球少女たち |
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| 授業計画/Class |
最近作をジェンダー視点で読む |
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| 授業計画/Class |
古典作品をジェンダー視点で読み直す |
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| 事前学習/Preparation |
各回のテーマに関するアンケートを取ることがあるので、必ず取り組むこと。新聞・雑誌の子どもの本関連記事を常時チェックしておく。 |
| 事後学習/Reviewing |
アンケートを取った場合は集計結果に必ず目を通すこと。(公開するときは匿名にします。)各回、講義内で触れた児童文学や絵本を、最低一冊は実際に手に取って読んでみる。
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授業方法/Method of instruction
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| 区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
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| 実施形態/Class Method |
通常型 / regular |
| 活用される授業方法/Teaching methods used |
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成績評価方法/Evaluation
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平常点 In-class Points
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60%
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毎回のミニレポートなど。授業内容が正しく理解されていること、自分事として主体的に考えられていることを評価する。
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レポート Report
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40%
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期末レポート
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参考書/Reference books
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メッセージ/Message
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自分が「あたりまえ」と思ってきた感覚を疑うきっかけが提供できたら、また、児童文学や絵本の幅広さ・奥深さを体験してもらえたらと思っています。 適宜何人かで意見交換をする機会も設けたいと考えています。 毎回の感想は匿名公開します。率直な感想を言葉にすることは大切ですが、その際多様な他者(受講生)を尊重して公的な発言であることを自覚して書いてほしいと思います。
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キーワード/Keywords
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ジェンダー
多様性
児童文学
絵本
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