講義内容詳細:社会統計演習

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年度/Academic Year 2023
授業科目名/Course Title (Japanese) 社会統計演習
英文科目名/Course Title (English) Social Statistics Ⅱ
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 寺尾 敦
英文氏名/Instructor (English) TERAO Atsushi

講義概要/Course description
社会調査士C科目(基本的な資料とデータの分析に関する科目)

フリーの統計解析ソフトウェアである,Rを用いて,データ解析の実習を行う.データ解析を通して,社会統計の講義で学習した内容の理解を深める.実習の中心となる統計解析手法は,分割表の分析,分散分析,回帰分析,主成分分析,因子分析,である.GUIの完備された統計解析ソフトウェアに比べると,コマンド入力が基本となる R は敷居が高いかもしれない.しかしながら,社会情報学部の学生には,オープンソースの文化に触れてほしい.R はオープンソースであり,世界中のユーザーの協力によって開発がすすめられている.
達成目標/Course objectives
「社会統計」の理解を深めるとともに,調査報告を読みこなし,実際にデータを分析する能力を養うことがこの科目の目標である.量的調査,質的調査に関する文献を読みこなすための基本的知識を獲得する.社会調査において用いられる様々な統計手法を実行できるよう,フリーの統計解析ソフトウェアである R を用いて,データ解析の実習を行う.
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
「社会統計」を履修登録中であるか,あるいは単位修得済であることを履修登録の条件とする.社会統計と同時に履修することが望ましい.
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 第1回はオンライン授業(オンデマンド型)を行う.

主要な記述統計量(1変数の平均,分散,標準偏差)

第1章 Rと統計学
1.3 Rを導入しよう
https://www.youtube.com/watch?v=BDz0zE4-0jQ
(Windows 10 への R のインストール)
1.4 R をさわってみよう
https://www.youtube.com/watch?v=U6XaLqysB0o
1.5 R をもっとさわってみよう
https://www.youtube.com/watch?v=saqmfdCWJ_g
1.6 R の使い方のコツ(1)1.6.1~1.6.2節
https://www.youtube.com/watch?v=-83eo9-MsL4
1.6 R の使い方のコツ(2)1.6.3~1.6.4節
https://www.youtube.com/watch?v=OaTIis-rrqA
1.6 R の使い方のコツ(3)1.6.5節
https://www.youtube.com/watch?v=xrSEkcZ1qWQ
2
授業計画/Class 主要な記述統計量(2変数),相関係数
3
授業計画/Class 因果関係と相関関係,外れ値が相関係数におよぼす影響
4
授業計画/Class 統計資料の整理,母集団と標本
5
授業計画/Class 統計資料の整理,統計的仮説検定
6
授業計画/Class クロス集計,連関測度
7
授業計画/Class 因果関係と相関関係,2つの平均値の比較
8
授業計画/Class 1要因の分散分析
9
授業計画/Class 多重比較
10
授業計画/Class 複雑な因果関係の分析(2要因の分散分析)
11
授業計画/Class 回帰分析(単回帰分析,重回帰分析)
12
授業計画/Class 主成分分析,因子分析
13
授業計画/Class 質的データの読み方,分析例の検討(観察)
14
授業計画/Class 質的データの読み方,分析例の検討(インタビュー)
15
授業計画/Class 大規模調査(JGSS)データの読み方,分析例の検討
 
事前学習/Preparation 予習を行う。演習と対応する、「社会統計」での講義を復習する。
事後学習/Reviewing R の演習を行う。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notesPC教室での対面授業で R の演習を行う。オンライン(ハイフレックス)でも受講可能。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 50% JGSSデータを分析するレポート課題に基づいて成績評価を行う.自分で興味あるテーマを設定し,分析を行い,レポートを作成する.

「社会統計」を同時に履修している場合には,社会統計の最終試験の成績と,社会統計演習のレポート課題の両方に基づいて成績評価を行う.本来は2科目それぞれで試験とレポートを課すのだが,それは少し負担が大きいと考えるため,この方法をとる.試験とレポートを独立に採点し,高い方の得点を最終成績とする.ただし,低い方の得点が50点未満の場合には,いずれも不合格となる.

レポートにコピペなどの不正が見つかった場合は,ただちに不合格となる.他者のレポートを写すと,写した側も写させた側も不合格となる.意図的に「写させた」のではなく,単に見せただけであっても,結果的に写されれば不合格となる.
2 試験 Exam 50% JGSSデータを分析するレポート課題に基づいて成績評価を行う.自分で興味あるテーマを設定し,分析を行い,レポートを作成する.

「社会統計」を同時に履修している場合には,社会統計の最終試験の成績と,社会統計演習のレポート課題の両方に基づいて成績評価を行う.本来は2科目それぞれで試験とレポートを課すのだが,それは少し負担が大きいと考えるため,この方法をとる.試験とレポートを独立に採点し,高い方の得点を最終成績とする.ただし,低い方の得点が50点未満の場合には,いずれも不合格となる.
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
疑問の点は授業中に質問して解決するとよい。CoursePower でも対応する。
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
ISBN
1 山田剛史・杉澤武俊・村井潤一郎 Rによるやさしい統計学 オーム社 2008 9784274067105
参考書/Reference books
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
ISBN 
1 篠原清夫・清水強志・榎本環・大矢根淳 社会調査の基礎 弘文社 2010 9784335551338
その他/Others
統計学や社会調査の理解に寄与すると考えられる、実験や調査への協力を依頼することがある。これに協力することで、成績に加点を行うことがある。