講義概要/Course description
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サーバー構築の基礎と、新しいサーバー構築技術を身に着ける。Linuxでの一般的なサーバー構築とともに、Amazon社のパブリッククラウドであるAmazon EC2を使いソフトウェア定義(Software defined)による多数のVMからなるネットワーク構築をグループ演習で体験する。
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達成目標/Course objectives
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本演習は、サーバーマシンやネットワークを構築時に直面する課題に対応するスキルを身に着けることを第一の目標とする。さらに、多くの企業がこれから導入するクラウド、仮想化、ソフトウェア定義などの技術を先行して身に着けることを目標とする。
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学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
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学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
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履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
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Linuxの基本的なコマンド、Linuxで動作するテキストエディタ(vim, emacs, nano等)が使える必要がある。本科目は2年生から受講可能であるが、Linuxやクラウド系の開発に対して未経験の2年生は、他の情報系を受講後に(3年生以降に)受講することが望ましい。
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授業計画/Lecture plan
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1
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授業計画/Class |
【オンライン(オンデマンド型)】 講義:科目紹介。システム管理の概要。その中でのサーバー構築の重要性。
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2
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授業計画/Class |
講義:サーバークライアントの概念
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3
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授業計画/Class |
演習:LinuxのOS関連の環境構成
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4
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授業計画/Class |
演習:Linuxのパッケージインストール
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5
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授業計画/Class |
演習:著名サーバプログラムの環境設定。公式サイトやインタネットの日本語ブログでなんとかなるもの。
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6
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授業計画/Class |
演習:ニッチなサーバプログラムの環境設定。StackOverflow等を見ないと設定できないようなもの。
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7
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授業計画/Class |
講義:構成管理プログラム。冪等性、著名な構成管理プログラム(Ansible,Chef, Puppet, ServerSpec)の紹介。
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8
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授業計画/Class |
演習:Ansible(1) Linux環境設定、パッケージインストール
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9
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授業計画/Class |
演習:Ansible(2) 著名サーバプログラムの環境設定
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授業計画/Class |
講義:仮想化技術。VMとは。Dockerの仕組み等。環境設定。
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授業計画/Class |
演習:Dockerコンテナの生成
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授業計画/Class |
演習:パブリッククラウド上でのサーバープログラムの作成。8-9回で作成したAnsibleスクリプトを使って、複数VMの並行生成、または、パブリッククラウド上でサーバーアプリケーションの構築(受講生のスキルに応じて決定)
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授業計画/Class |
各受講者の成果の講評(人数によっては発表)。これからのサーバー構築。アンケート回答
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事前学習/Preparation |
講師の示した予習をしてくること。 |
事後学習/Reviewing |
講師の示した復習をしてくること。 |
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授業方法/Method of instruction
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区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
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実施形態/Class Method |
通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes本科目の各講義は、対面での講義/演習を基本とする。(コロナ禍での自宅待機等)事情のある学生は、講義前に事前に申告のうえ、オンラインリアルタイム、オンデマンドでの受講も許可とする。
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活用される授業方法/Teaching methods used |
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成績評価方法/Evaluation
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1 |
平常点 In-class Points
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50%
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積極的に講義に参加しているか。提出を指示した資料等を提出しているか。
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2 |
その他 Others
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50%
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成果物(インターネット上のアプリケーションの出来)
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参考書/Reference books
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メッセージ/Message
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IT技術の流れは速く、特定サーバーの構築技術はすぐに古くて使えなくなります。本演習は、サーバー構築時に直面する課題に対応する一般的なスキルを身に着けるとともに、一般企業に先駆けて、サーバー構築系の新技術も体験できます。
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キーワード/Keywords
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サーバー
Linux
Ansible
VM
AWS
パブリッククラウド
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