講義内容詳細:地域開発論

戻る
年度/Academic Year 2026
授業科目名/Course Title (Japanese) 地域開発論
英文科目名/Course Title (English) Regional Development
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 藍澤 淑雄
英文氏名/Instructor (English) AIZAWA Yoshio

講義概要/Course description
 本講義の目的は、人びとの暮らしを「豊か」にする地域開発とはどうあるべきかについて理解を深めることです。地域における「豊かさ」とは、貨幣的な豊かさのみならず、非貨幣的な豊かさも含まれます。非貨幣的な豊かさとは、精神的・社会的に健康で人間らしくあるための「豊かさ」です。貨幣的な豊かさを追求することは、非貨幣的な豊かさを諦めることではありません。逆に非貨幣的な豊かさを追求することも貨幣的な豊かさを諦めることではありません。これらはトレードオフの関係ではないのです。では、人びとが「豊か」であるためにはどのような状態であることが想定できるのでしょうか、そしてその状態をもたらすために地球共生社会はどのような視点をもって地域とかかわるべきなのでしょうか。
 この問いについて考えるために、本講義では、貨幣的な豊かさとともに非貨幣的な豊かさをもたらす地域における営みに着目しながら、それを検討する視点について洗い出します。そのうえでそれぞれの視点に含まれる「豊かさ」をもたらす本質について議論します。
 そのために、本講義では、①地域開発をどう捉えるか、②地域経済における人々のつながりをどう捉えるか、③地域の経済的機能と社会的機能の関係をどう見るかの3つの視点から、「地域開発」の意義と可能性について検討していきます。
達成目標/Course objectives
1.地域の発展・変容における地域の経済的・社会的営為についての見方・考え方について理解を深め、議論することができる
2.地域のポテンシャルを尊重しながら地域開発に関わるための思考力を養い、自分なりの考えを構築し、表現することができる
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
「国際開発学入門」を履修していることが望ましいが必須ではない。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class イントロダクション:ポスト資本主義時代における「地域開発」とはなにか
ー第1回目のみ【オンライン授業(オンデマンド型)】ー
2
授業計画/Class ウェルビーイング(幸福)と地域開発
3
授業計画/Class 普遍性/多遍性と地域開発
4
授業計画/Class 内発的発展論と地域開発
5
授業計画/Class レジリエンスと地域開発
6
授業計画/Class グループワーク:なぜ地域に目を向けることが重要なのか(ブレスト+共有)
7
授業計画/Class 社会連帯経済と地域開発①
8
授業計画/Class 社会連帯経済と地域開発②
9
授業計画/Class グループワーク:社会連帯経済について考える(ブレスト+共有)
10
授業計画/Class コミュニティ経済と地域開発①
11
授業計画/Class コミュ二ティ経済と地域開発②
12
授業計画/Class グループワーク:コミュニティ経済について考える(ブレスト+共有)
13
授業計画/Class グループワーク:人びとの暮らしにおける地域開発の可能性について考える(ワーク)
14
授業計画/Class グループワーク:人びとの暮らしにおける地域開発の可能性について考える(発表)
15
授業計画/Class まとめ:人間の営みにおける地域開発の意義/課題レポート
 
事前学習/Preparation 提示された次回の授業トピックについて事前に調べておく
事後学習/Reviewing 授業で新しく得た知識(コンセプトや用語など)の中で興味をもったことについて、さらに自分で調べてノートにまとめておく(学期末の課題の役に立ちます)
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 30% 講義ごとのディスカッションへの参加
2 その他 Others 40% グループ作業と発表
3 レポート Report 30%
教科書/Textbooks
 コメント
Comments
1 必要に応じ講義内で提示
参考書/Reference books
 コメント
Comments
 
1 必要に応じ講義内で提示