講義内容詳細:デジタルアーカイブ論

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年度/Academic Year 2024
授業科目名/Course Title (Japanese) デジタルアーカイブ論
英文科目名/Course Title (English) Study on Digital Archive
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 森本 祥一
英文氏名/Instructor (English) MORIMOTO Shoichi

講義概要/Course description
 高度情報社会における知の基盤とも言えるデジタルアーカイブの活用は、政府や地方自治体、博物館や図書館などの公的機関に保存・継承されてきた資料だけでなく、いまや、民間企業や地域社会における文書や資料にまで及んでいる。デジタルアーカイブは、有形・無形問わず、あらゆる情報資源をデジタル化して保存し、利用方法に応じたメディアでの提供を可能にする。
 これからの社会においては、このようなデジタルアーカイブを用いた創造的な知的生産活動が必須となる。本講義では、デジタルアーカイブを理解するとともに、デジタルアーカイブの運営・管理や利活用の方法、その際に必要となる法的知識について学ぶ。また、地域振興や地域ブランディングとしての活用事例について学ぶ。
達成目標/Course objectives
デジタルアーカイブの定義と意義を説明できる。
デジタルアーカイブの基本的な構築法、活用法を理解し、実践できる。
地域におけるデジタルアーカイブの応用方法を理解し、実践できる。
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ガイダンス: 本講義の目的や進め方、成績評価方法の説明【オンライン授業(オンデマンド型)での実施】
2
授業計画/Class デジタルアーカイブとは: デジタルアーカイブの定義、歴史、現状、課題
3
授業計画/Class さまざまなデジタルアーカイブ: 博物館、図書館、公文書館、自治体、放送・新聞・出版、文化芸術、国内外の事例
4
授業計画/Class デジタルアーカイブの工程: 計画策定、デジタル化、目録の作成、保存方法
5
授業計画/Class デジタルアーカイブの技術: データの記録技術、圧縮技術、記憶媒体、規格、Web技術、ネットワーク技術、データベース技術
6
授業計画/Class デジタルアーカイブにまつわる法的問題: 知的財産権、著作権、個人情報保護、パブリックドメイン、クリエイティブコモンズ
7
授業計画/Class デジタル化の方法: 事前調査、計画、記録、目録(メタデータ)の作成、保存
8
授業計画/Class デジタルアーカイブの活用: 画像処理、アクセシビリティ、オープンデータ、横断的利用、APIとポータル
9
授業計画/Class 地域振興への活用事例①: 「地域」とは何か、石川県の事例
10
授業計画/Class 地域振興への活用事例②: 長野県、青森県の事例
11
授業計画/Class 地域振興への活用事例③: 山梨県、山口県の事例
12
授業計画/Class 地域振興への活用事例④: 京都府、沖縄県の事例
13
授業計画/Class 地域振興への活用事例⑤: 岡山県、三重県の事例
14
授業計画/Class 地域振興への活用事例⑥: 愛知県、徳島県の事例
15
授業計画/Class 総まとめ: デジタルアーカイブの課題と未来、最終レポート課題の説明
 
事前学習/Preparation シラバスの該当回の授業内容と、事前に配布した講義資料に目を通してくる。プレゼンテーションの順番に当たっている受講者は、プレゼンテーション資料を事前に提出し、発表練習をしてくる。
事後学習/Reviewing 講義内容をよく復習しておく。次回プレゼンテーションを行う予定の受講者は、事例をしっかりと調べ、プレゼンテーション資料を作成する。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes授業は、初回を除き、基本的には講義形式の対面授業である。9回目から14回目の活用事例については、教員から一方的に事例を説明するだけでなく、受講者が各自で事例を調べてきて、その特徴についてプレゼンテーションしてもらう予定である。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 60% 最終課題として提出してもらうレポート
2 平常点 In-class Points 40% 事例報告のプレゼンテーション(30%)、他の受講者のプレゼンテーションに対するリアクションペーパー(10%)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
事例報告のプレゼンテーションについては、その場で講評する。
教科書/Textbooks
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参考書/Reference books
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
ISBN価格
Price
 
1 笠羽 晴夫 デジタルアーカイブ―基点・手法・課題 水曜社 2010 9784880652450 2,500
2 日本デジタルアーキビスト資格認定機構(編) デジタルアーカイブの理論と実践 樹村房 2023 9784883673797 1,300