講義内容詳細:地域社会調査実習Ⅱ

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年度/Academic Year 2021
授業科目名/Course Title (Japanese) 地域社会調査実習Ⅱ
英文科目名/Course Title (English) Practice in Local Community Research Ⅱ
学期/Semester 後期 単位/Credits 1
教員名/Instructor (Japanese) 大堀 研
英文氏名/Instructor (English) OHORI Ken

講義概要/Course description
この実習は、「地域社会調査実習Ⅰ」と一体となって、特定の地域における学校教育を中心テーマに、社会調査の手法を実際の調査に取り組むことを通して学習することを目的とします。「地域社会調査実習Ⅱ」では、「地域社会調査実習Ⅰ」を受けて、質問紙調査の実査と分析及び報告書作成段階として、調査の実施方法、調査データの整理、統計ソフトの使用方法などについて、テキスト等を用いて学習したうえで、質問紙調査の実施、エディティング・コーディング、集計、分析、仮説検証、報告書の作成を行います。この実習を通して、社会学的な調査の方法と考え方を体得することをめざします。
達成目標/Course objectives
1.統計分析に関する文献の輪読等を通して、量的データの解析の手法を習得する
2.実習を通して、社会調査の実査から集計までの手続きを体得する
3.統計ソフトを使った分析と報告書の作成を通して、量的データの解析の手続きを体得するとともに、統計調査の特徴の理解を深める
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
社会調査士科目のA~D科目に相当する「地域社会調査論Ⅰ」「地域社会調査論Ⅱ」「子ども活動支援原論」「地域社会調査論Ⅲ」を既習または並行履修していることを強く望みます。
「その他」の項目に、履修にあたっての留意事項を挙げてあります。留意事項も必ず読んでください。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 調査の実施方法に関する説明:調査対象への質問紙の発送・回収作業、質問紙に添付する調査実施方法等の書類の書き方。
【オンライン授業(オンデマンド型)】
事前学習/Preparation 前期に作成した質問紙を見直しておく
事後学習/Reviewing 調査の実施方法を確認し、時間外の作業に参加できるようにスケジュールを立てる
2
授業計画/Class 分析で主として用いる統計に関する確認の講義と、統計ソフトSPSSに関する講義と実習(集計のしかた)。
事前学習/Preparation テキストの該当部分を読んでくる
事後学習/Reviewing 講義と実習の内容を見直して理解を深める
3
授業計画/Class 分析で主として用いる統計に関する確認の講義と、統計ソフトSPSSに関する講義と実習(クロス表のつくりかた)。
事前学習/Preparation テキストの該当部分を読んでくる
事後学習/Reviewing 講義と実習の内容を見直して理解を深める
4
授業計画/Class 分析で主として用いる統計に関する確認の講義と、統計ソフトSPSSに関する講義と実習(カイ二乗検定)。
事前学習/Preparation テキストの該当部分を読んでくる
事後学習/Reviewing 講義と実習の内容を見直して理解を深める
5
授業計画/Class 質問紙の整理方法に関する講義。
事前学習/Preparation テキストの該当部分を読んでくる
事後学習/Reviewing 講義と実習の内容を見直して理解を深める
6
授業計画/Class エディティング・コーディング作業(1回目)。
事前学習/Preparation 質問紙を見直しておく
事後学習/Reviewing 作業の課題を確認するとともに、時間外の作業に積極的に参加する
7
授業計画/Class エディティング・コーディング作業(2回目)。
事前学習/Preparation この間に生じた課題を確認しておく
事後学習/Reviewing 作業の課題を確認するとともに、時間外の作業に積極的に参加する
8
授業計画/Class 調査データの整理方法についての講義とSPSSによる模擬実習(データクリーニング)。
事前学習/Preparation テキストの該当部分を読んでくる
事後学習/Reviewing 講義と実習の内容を見直して理解を深める
9
授業計画/Class 調査データの整理方法についての講義とSPSSによる模擬実習。(集計表の作成)
事前学習/Preparation テキストの該当部分を読んでくる
事後学習/Reviewing 講義と実習の内容を見直して理解を深める
10
授業計画/Class 基礎集計表に基づくデータの特徴に関する検討。
事前学習/Preparation 基礎集計表を見て気がついた点を挙げておく
事後学習/Reviewing レジュメを見直して、データから読み取れる調査対象の特徴を把握する
11
授業計画/Class データ分析作業と中間報告と検討(全体検討 基礎クロスでの検討)。
事前学習/Preparation 仮説に関わる質問のデータ分析のレジュメをつくる
事後学習/Reviewing データ分析を続ける
12
授業計画/Class データ分析作業と中間報告と検討(関心の近い人どうしでの検討 1回目 二重クロスでの検討)。
事前学習/Preparation 仮説に関わる質問のデータ分析のレジュメをつくる
事後学習/Reviewing データ分析を続ける
13
授業計画/Class データ分析作業と中間報告と検討(関心の近い人どうしでの検討 2回目 三重クロスでの検討)。
事前学習/Preparation 仮説に関わる質問のデータ分析のレジュメをつくる
事後学習/Reviewing データ分析を続ける
14
授業計画/Class データ分析作業と中間報告と検討(関心の近い人どうしでの検討 3回目 報告書に用いるデータの確定)。
事前学習/Preparation 報告書原稿の原案をつくる
事後学習/Reviewing 報告書原稿のブラッシュアップをする
15
授業計画/Class 報告書の発表。
事前学習/Preparation 報告書の発表用レジュメを作成する
事後学習/Reviewing 社会調査の過程を振り返りつつ、報告書原稿を仕上げる
授業方法/Method of instruction
 対面授業(通常型)で実施します。第1回はオンライン授業(オンデマンド形式)となりますので、第1回の授業コンテンツはコースパワーで確認するようにして下さい。
 文献の輪読、質問紙の整理・集計作業、データ分析の中間報告など、受講生全員の参加による演習形式で行います。
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 60% 実習への参加状況 (質問紙の整理・集計作業、データ分析の中間報告)
2 レポート Report 40% 報告書レポート
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
1 安藤明之 『初めてでもできる 社会調査・アンケート調査とデータ解析 第3版』 日本評論社 2021
参考書/Reference books
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
 
1 北川由紀彦・山口恵子 『社会調査の基礎』 放送大学振興会 2019
2 藤田武志・西島央 『教育調査の基礎』 放送大学振興会 2020
その他/Others
①この科目は、「地域社会調査実習Ⅱ」と合わせて、社会調査士科目のG科目「社会調査を実際に経験し学習する科目」に相当します。
②「地域社会調査実習Ⅰ」と「地域社会調査実習Ⅱ」とを合わせて一つの社会調査を実施しますので、必ず同一年度に両科目を受講してください。
③「地域社会調査実習Ⅱ」は、同一年度に「地域社会調査実習Ⅰ」を受講していなければ、基本的に受講できません。ただし、留学など特別な事情の場合は、事前に相談を受け付けます。
④木曜・4限に開講される西島央担当の「地域社会調査実習Ⅰ」・「地域社会調査実習Ⅱ」と同じ社会調査に取り組みます。木曜・5限の大堀研担当の当該科目とどちらを受講しても、取り組む実習の内容は同じです。
⑤特定の地方自治体の小学生または中学生を対象にした質問紙調査に取り組む計画です。
⑥前期のうちに、調査対象への訪問を予定しています。時間外で別の曜日に行うこともありえます。質的調査の機会でもありますので、スケジュールを調整して必ず参加してください。
⑦とくに後期になると、調査の実施に関わる作業が時間外に入ることがあります。木曜日の授業時間前後の他に水曜日の午後に行うことが予想されますので、ご承知おきください。