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授業計画/Class |
オリエンテーション:シラバスに沿った授業の全体計画・内容に関する説明と講師の紹介を行います。【初回のみオンライン(オンデマンド型)で実施します。】 |
事前学習/Preparation |
シラバスから授業全体の流れを把握しておく。
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事後学習/Reviewing |
ハンドアウトで復習しておく。
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授業計画/Class |
文化財保護法前史【対面授業】 明治維新直後の混乱期から、先人が文化財を救済するためにどのような保護策をとってきたかを学びます。それらが後の文化財保護法の骨格となっていくわけですが、それぞれの保護策が生まれた時代背景等を踏まえながら、成立する経緯について解説します。 |
事前学習/Preparation |
授業テーマに関する予備知識を参考書等で確認しておく。
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事後学習/Reviewing |
ハンドアウトで復習しておく。
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授業計画/Class |
文化財保護法の成立とその後(法・通知・報告等)【対面授業】 文化財保護法は昭和25年に施行しますが、保護という法の理念を踏まえて、法の内容と法が成立する契機となった事柄などに触れていきます。文化財保護法はその後、取り巻く環境に応じて法改正が行われますが、特に直近の法改正で大きく変わったところを現在の視点から取り上げます。また法の施行細則の役割を果たしているといっても過言ではない「埋蔵文化財発掘調査体制の整備充実に関する調査研究委員会」の主だった報告も取り上げます。 |
事前学習/Preparation |
授業テーマに関する予備知識を参考書及び文化庁HP等で内容を確認しておく。
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事後学習/Reviewing |
ハンドアウトで復習しておく。
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授業計画/Class |
発掘調査費用に関する原因者負担の実際(保護法・覚書・通知・報告・裁判例等)【対面授業】 他国の埋蔵文化財に関する保護法では明文化されることが多い調査費の費用負担が、わが国の保護法では費用負担としては条文に明記されていません。にもかかわらず、現状ではあたかも制度のようにそれが運用されているわけですが、そこにたどりつくまでの取り組みを学びます。また費用負担をめぐる裁判例等を取り上げて、費用負担が抱える問題についても触れていきます。 |
事前学習/Preparation |
授業テーマに関する予備知識を参考書等で確認しておく。
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事後学習/Reviewing |
ハンドアウトで復習しておく。
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授業計画/Class |
補助制度(国庫補助金等)と調査体制【対面授業】 個人にかかわる事業等については発掘調査費用を補助する制度があり、それに該当する事業、その種類、スケジュール等について解説します。また調査体制については、民間調査機関も含めて設立基盤が異なる発掘調査機関が存在することを紹介します。あわせて考古学最大規模の学術団体である、日本考古学協会について触れておきます。 |
事前学習/Preparation |
予備知識を参考書等で確認し、各調査機関のHPにも目を通しておく。
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事後学習/Reviewing |
ハンドアウトで復習しておく。
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授業計画/Class |
埋蔵文化財行政における国の機関(文化庁・奈文研)【対面授業】 文化財に関する国の行政官庁である文化庁と調査研究機関である奈良文化財研究所について、それぞれが埋蔵文化財行政に果たす役割を踏まえて、両機関の埋蔵文化財行政への取り組みに関して具体的な事例から紹介します。 |
事前学習/Preparation |
授業テーマに関する概要を両機関のHP等で確認しておく。
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事後学習/Reviewing |
ハンドアウトで復習しておく。
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授業計画/Class |
埋蔵文化財の取扱いに関する概要―把握と周知―【対面授業】 埋蔵文化財行政の4本の柱といわれる、把握・周知、調整、保存、活用の全体像を踏まえて、その入り口に相当する把握・周知の段階を主なテーマとします。埋蔵文化財が対象とする時代の範囲が、考古学における時代概念とどのように異なるのか、また埋蔵文化財包蔵地と遺跡という呼称の違い等についても学びます。それに続けて調整という実務的な内容をスケジュール感を交えながら解説します。 |
事前学習/Preparation |
授業テーマに関する予備知識を参考書等で確認しておく。
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事後学習/Reviewing |
ハンドアウトで復習しておく。
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授業計画/Class |
工事立会・慎重工事・確認調査【対面授業】 本調査に至るまでの、埋蔵文化財の取り扱いに関する手法がおもなテーマです。特に確認調査の実際について、具体的な事例から問題点・課題等をあぶり出していきます。また「消極的事実の証明」という、やややっかいな哲学的な命題についても触れます。これは考古学の議論の場でも、頭の片隅おいておくべき重要な事項と考えるからです。 |
事前学習/Preparation |
授業テーマに関する予備知識を参考書等で確認しておく。
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事後学習/Reviewing |
ハンドアウトで復習しておく。
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授業計画/Class |
本調査(1)【対面授業】 事業者負担という実際の発掘現場を想定して、調査工程、調査の方法(特に記録の残し方を中心に)、使用する機器・器材などを具体的に紹介します。あわせて近年、発掘現場にも導入が著しい、デジタル機器を使用した発掘調査についても言及します。 |
事前学習/Preparation |
授業テーマに関する予備知識を参考書等で確認しておく。実務経験があればそれとの相違点等を確認しておく。
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事後学習/Reviewing |
ハンドアウトで復習しておく。
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授業計画/Class |
本調査(2)【対面授業】 前回に引き続き発掘調査がテーマですが、それをさらに掘り下げていきます。まず発掘担当者としての要件について説明し、それを踏まえて発掘調査するときの心構えについて学びます。特に本調査にいたる事前調査の重要性、そしてその裏に潜む思い込み・先入観からくる調査の落とし穴などについて、具体的な考古学の発掘調査成果から学んでいきます。 |
事前学習/Preparation |
授業テーマに関する予備知識を参考書等で確認しておく。実務経験があればそれとの相違点等を確認しておく。
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事後学習/Reviewing |
ハンドアウトで復習しておく。
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授業計画/Class |
整理作業【対面授業】 前回までの発掘調査と対比して、そこから浮かび上がる整理作業の特質を明らかにします。そして整理作業の工程の流れを具体的な事例から紹介し、発掘調査同様、近年導入されるようになってきたデジタル技術についても取り上げます。さらに近年切実な問題となっている、出土遺物の資料保管に関して、埋蔵文化財行政と考古学的な立場とで対立する意見がある現状を学びます。 |
事前学習/Preparation |
授業テーマに関する予備知識を参考書等で確認しておく。実務経験があればそれとの相違点等を確認しておく。
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事後学習/Reviewing |
ハンドアウトで復習しておく。
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授業計画/Class |
発掘調査報告書の作り方・読み方【対面授業】 発掘調査報告書の作り方では、公文書としての性格をもつ発掘調査報告書における日本語のあり方について、講師の考えを述べます。後半の読み方については、奈良文化財研究所で公開している「全国遺跡報告総覧」を取り上げ、その内容、システム、成り立ちについて解説し、受講者のその後の利用の助けとします。 |
事前学習/Preparation |
事前に、奈良文化財研究所で公開している「全国遺報告総覧」にアクセスして、何らかのキーワードで検索してみて、その使い勝手を体験しておく。そして1冊の発掘調査報告書を開いてみて、その構成がどのようになっているかみておく。 |
事後学習/Reviewing |
授業内容と、内容を確認した発掘調査報告書とを照らし合わせてみる。
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授業計画/Class |
積算の概要と安全管理【対面授業】 積算とは何か、そしてその歴史を古代まで遡って紹介します。現行の実務的な作業内容をその手順から具体例を交えて解説します。安全管理については、いくら考古学における学術的な発掘調査といっても、もはや聖域ではなく、すべて現行の労働安全管理に関する法的な規制のもとにあることを具体例から学んでいきます。そして受講者自身の日常の行動における安全神話についても、それを見直すきっかけとなる糸口を探ります。 |
事前学習/Preparation |
積算と安全管理をキーワードに、関連法規も含めて予備知識を参考書等で確認しておく。
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事後学習/Reviewing |
ハンドアウトで復習し、安全管理については改めて自身の日常生活から見直してみる。
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授業計画/Class |
埋蔵文化財の遺跡保存と活用【対面授業】 はじめに遺跡保存の理念を提示します。それを実現するために、事業者を相手にして先人が叡智を結集して涙ぐましい努力をしてきたことを、具体的な遺跡の保存例から学びます。ただし常に埋蔵文化財行政側の言い分が通ったわけではなく、それには限界があったことも理解してもらいます。活用では、近年多くの調査機関等でユーチューブなどを利用した様々な取り組みがなされているので、それらをいくつかのパターンから紹介します。 |
事前学習/Preparation |
授業テーマに関する予備知識を参考書や各調査機関等のHPから確認しておく。
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事後学習/Reviewing |
ハンドアウトで復習しておく。
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授業計画/Class |
まとめ【対面授業】 それまでの授業で時間の関係で言及が不十分だったところを中心に、再度、説明を加えます。そして最後に埋蔵文化財行政が現在直面している課題をとりあげて、それをまとめにかえることにします。 |
事前学習/Preparation |
これまでの授業を配布資料等をもとに振り返り、内容を理解しておくこと。
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事後学習/Reviewing |
ハンドアウトで復習しておく。
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