講義内容詳細:人間科学研究法

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年度/Academic Year 2023
授業科目名/Course Title (Japanese) 人間科学研究法
英文科目名/Course Title (English) Methods in Human Science
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 清成 透子/太田 礼穂/阿部 廣二
英文氏名/Instructor (English) KIYONARI Toko/OTA Ayaho/ABE Koji

講義概要/Course description
研究論文を読むことを通して,人間科学分野(特に,心理学)の研究法を学ぶ.量的研究について7回,質的研究について7回の学習を行う.文献(英語論文を含む)をあらかじめ読んで参加するなど,予習が必要である.

4年次の卒業研究あるいは特定課題研究において人間科学分野との関係が深い研究を行おうとする者は,2年次にこの科目を履修しておくことが望ましい.
達成目標/Course objectives
・人間科学分野の研究方法を理解すること.
・論文の構成方法を理解すること.タイトルのつけ方,アブストラクトの書き方,文献引用の方法,図表の書き方を含む.
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
後期に開講されている「心理学演習」とあわせて履修することが望ましい.人間科学概論(2011年度までの入学生は心理学概論)の単位を取得済みであることが望ましい.


授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ・ガイダンス(担当:清成・太田・阿部)【オンライン(オンデマンド型)】
・履修を予定する学生は必ず参加すること.
・CoursePowerを通して詳細について告知する予定なので、事前に必ず確認すること.
2
授業計画/Class 量的研究の方法(1) 論文の読解(担当:清成).
・日本語論文を扱う.事前学習で読んでくること.内容の理解を問う小テストを行う.
3
授業計画/Class 量的研究の方法(2) 論文の読解(担当:清成).
・図書館ガイダンス.(ただし、状況によっては次回に延期する可能性もある)
・図書館データーベースへのアクセス方法、文献の探し方などを学ぶ.
・図書館ガイダンスが実施できない場合には,英語論文を扱う.その場合は一週間前には告知するので,事前学習で読んでくること.内容の理解を問う小テストを実施する.
4
授業計画/Class 量的研究の方法(3) 論文の読解(担当:清成).
・英語論文を扱う.事前学習で読んでくること.内容の理解を問う小テストを行う.
・図書館ガイダンスを実施する場合には,前回の内容を参照すること.
5
授業計画/Class 量的研究の方法(4) 論文の読解(担当:清成).
・英語論文を扱う.事前学習で読んでくること.内容の理解を問う小テストを行う.
6
授業計画/Class 量的研究の方法(5) 論文の読解(担当:清成).
・英語論文を扱う.事前学習で読んでくること.内容の理解を問う小テストを行う.
7
授業計画/Class 量的研究の方法(6) 論文の読解(担当:清成).
・英語論文を扱う.事前学習で読んでくること.内容の理解を問う小テストを行う.
8
授業計画/Class 量的研究の方法(7) 論文の読解(担当:清成).
・英語論文を扱う.事前学習で読んでくること.内容の理解を問う小テストを行う.
9
授業計画/Class 質的研究の方法(1) 質的データを用いた研究法の概論(担当:太田・阿部)
10
授業計画/Class 質的研究の方法(2) 論文の読解(担当:太田・阿部)
11
授業計画/Class 質的研究の方法(3) 論文の読解(つづき)(担当:太田・阿部)
12
授業計画/Class 質的研究の方法(4) 論文の読解(つづき)(担当:太田・阿部)
13
授業計画/Class 質的研究の方法(5) 論文の読解(つづき)(担当:太田・阿部)
14
授業計画/Class 質的研究の方法(6) 論文の読解(つづき)(担当:太田・阿部)
15
授業計画/Class 質的研究の方法(7) 論文の読解(まとめ)(担当:太田・阿部)
 
事前学習/Preparation CoursePowerで次回の授業形態と内容を確認したうえで,指定された準備をしてくること.
事後学習/Reviewing 研究法に関して新たに学習した知識をまとめておく.
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes・本講義は対面授業(通常型)で実施する.
・受講者は指定された文献をあらかじめ読んでから授業に参加する.
・授業では,質問あるいは小テストにより,文献をきちんと読んできているかを確認する.文献をもとにして,人間科学での研究法についての解説を行う.

・毎週必ずCoursePowerを確認すること.授業方法の変更等があれば、CoursePower上に別途指示する.



活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 100% 毎回の小テストやレポート提出など,与えられた課題への取り組みに基づいて成績評価を行う(100%).量的研究について50点,質的研究について50点を配点し,これらを合わせて最終的な成績を決定する.評価について,シラバスの「その他」も見ること.
その他/Others
授業を欠席すると減点する.6回以上欠席すると単位を認定できない.

人間科学研究法の理解に寄与すると考えられる,実験や調査への協力を依頼することがある.これに協力することで,成績に加点を行うことがある.