講義概要/Course description
|
⑴マーケティング学科の必修科目 経営やマーケティングを学ぶための基礎を体験学習でトレーニングするプログラムです。 ・マーケティングの基本的な考え方と進め方をPBL方式で疑似体験する。 ・情報リテラシーの基礎を習得する(表計算ソフト,データベース検索) ・知的好奇心をもって研究(リサーチ)することの意義を知る。 ・アカデミックライティングの基本を学ぶ:作文・エッセイと論文・レポートの違いを理解する。 ⑵PBL(Project Based Learning:課題解決型学習) ・授業協力企業から提示された課題に対して、学生がグループ単位(4〜5人)で課題解決に取り組むPBL方式で授業を行います。 ・2024年度新入生は、アディダス ジャパン株式会社の課題に取り組みます。同社担当者による課題のオリエンテーションを受けて、担当教員による基礎知識のレクチャーを参考にしながら、学生は課題解決に向けた討議やマーケティングリサーチにチームで共同して取り組み、その成果をアディダス担当者をはじめクラスで発表してもらいます。 ・最終提案に対するアディダス担当者による審査により、優秀8グループそして最優秀グループを選出します。
|
達成目標/Course objectives
|
❶マーケティングと経営の基礎: 協力企業からオリエンテーションされた課題に対して,経営課題を踏まえたうえで,マーケティング発想による問題発見と問題解決の基本を体験学習する。また,グループワークを通して,優れた成果を出すために求められるマネジメントの要件とは何かを体験学習すること。 ❷情報リテラシーの基礎: 課題解決演習で必要となる2次情報の検索・収集と活用、観察、インタビュー、サーベイなどを通した1次データの収集と分析の基礎に触れるとともに、デジタルデバイス(PC、タブレット、スマートフォン)、ソフトウェア,オンライン会議システムなどのIT(情報通信技術)を活用する基礎を学ぶ。 ❸知的好奇心をもち深く考えることの面白さを知る: 大学での学びとは,実践的なビジネス知識やツールを修得することだけではありません。ビジネスやマーケティングに対して,知的好奇心をもち,徹底的に研究するなかで「深く思考する力」を養うことが,大学ならではの重要な学びです。 ❹今後の自分の学習課題を発見する: 今後の学生生活で各自が取り組むべき「学習課題」は何かを知ること。 マーケティング学科で学ぶカリキュラムを把握して、目的意識をもって学ぶ足掛かりを得る。
|
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
|
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
|
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
|
本科目は、水曜1・2限の授業時間以外にグループワークを行うことを想定して、授業や課題を設定しています。グループワークへの参加状況も成績評価に加味されます。勉学優先の生活プランを設計してください。
|
授業計画/Lecture plan
|
1
|
授業計画/Class |
チーム・ビルディング 事前課題の提示 ※対面での実施になります。 |
|
2
|
|
3
|
|
4
|
授業計画/Class |
課題オリエンテーション(アディダス ジャパン株式会社の担当者) |
|
5
|
授業計画/Class |
市場の機会と脅威、自社の強みと弱み |
|
6
|
|
7
|
授業計画/Class |
グループ発表❶市場分析発表(アディダス ジャパン株式会社の担当者出席) |
|
8
|
授業計画/Class |
市場セグメンテーションとターゲティング |
|
9
|
授業計画/Class |
アイデア発想とコンセプト創造 |
|
10
|
|
11
|
授業計画/Class |
グループ発表❷コンセプト発表(アディダス ジャパン株式会社の担当者出席) |
|
12
|
授業計画/Class |
マーケティング・プランの策定 |
|
13
|
授業計画/Class |
プレゼンテーションの方法(図解表現,ストーリーなど)
|
|
14
|
授業計画/Class |
グループ発表❸:プラン発表(アディダス ジャパン株式会社の担当者出席) 決勝:優秀チームの発表
|
|
15
|
|
|
事前学習/Preparation |
毎回の課題への準備 |
事後学習/Reviewing |
毎回の課題・グループワークの振り返り |
|
|
授業方法/Method of instruction
|
区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
|
実施形態/Class Method |
通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes全て対面授業で行う。 ①PBL方式(Project Based Learning):グループワーク(1グループ4〜5人)での課題解決型学習 ②講義 ③発表
|
活用される授業方法/Teaching methods used |
|
|
成績評価方法/Evaluation
|
1 |
平常点 In-class Points
|
70%
|
クラス貢献点(40%)(グループワーク、発表、発言など) グループ発表(30%)
|
2 |
レポート Report
|
30%
|
|
|
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
|
講義時間やコースパワーを通じてフィードバックします。
|
メッセージ/Message
|
⑴授業スライドはCoursePowerに掲載します。 ⑵グループワークを円滑に進めるため、各自、パソコンもしくはタブレットを持参してください。 ⑶授業スケジュールは、協力企業との日程調整の上、変更する可能性があります。 4/3説明会ならびにコースパワーで確認してください。
|